タイニーハウスのYADOKARIとのコラボで実現した今までで最も自由な小さな家「mobile casa(モバイル・カーサ)」

家は一度建ててしまえばそのまま住み続けるのが普通で、少し間取りを増やしたり動かしたりと変えるだけでもリフォームには大きな金額がかかるため、気軽に購入するのが難しいと言える。しかし、そんな常識を打ち壊したのが、快適な住空間で個人でも好きな時に自由に動かすことが可能な「mobile casa(モバイル・カーサ)」の存在だ。

無駄のない必要最小限の住空間タイニーハウス

mobile casaはタイニーハウスを手掛けるYADOKARIとのコラボレーションによって実現した小型住居だ。一見すると、小型住居というのは住心地が悪いというイメージを持ってしまう人が多いが、その実態は大きく違っている。mobile casaは約8畳程度のスペースを持つ住居であり、その中に必要な家具やインテリアなどを設置して一室とする。すべてがすぐに手の届く場所にあるため、使ったものを元の場所に戻す労力が非常に少なく、整理された状態を保ちやすいという利点がある。また、狭いからこそ余分なものを置かず、本当に必要なものだけをチョイスできるため、無意識の断捨離を行えるだろう。mobile casaは部屋のインテリアであれこれと迷ってしまうような人には、余分な選択肢を無くして迷いを断ち切ってくれる心強い味方だ。

フレキシブルに使える最高のプライベート空間

mobile casaの最大の特徴は、その小型さによって実現した車で手軽に移動可能な住居という点だろう。いわゆるトレーラーハウスと呼ばれるもので、車で牽引して好きな場所に自分の部屋とともに移動することができる。普段は自宅の庭の離れとして利用し、休日などに思い切って自然のキャンプ場などにmobile casaを持っていき、慣れ親しんだ自室に居ながらきれいな景色と空気を楽しむということが可能だ。内部は二重空間で上下に分かれており、外観からは想像もつかないほど広々としている。通常のキャンプにある不便さを解消しつつ、自宅では味わえない非日常での癒やしを満喫できるのはmobile casaだからこその贅沢と言える。

快適な空間を維持

mobile casaで旅行などに出た時に一番問題となるのが気温の問題だ。南に行けば暑く蒸してしまったり、北へ行けば寒さでゆっくり過ごしていられないようでは快適なトレーラーハウスライフとは言えない。その点、mobile casaは高度な断熱性に加え、窓枠やドアに気密性を高める処理をして、中の気温が逃げないように工夫されている。これによって中の暖かい空気、または涼しい空気が外に逃げず、快適な温度を保っていられる。

自宅を持って冒険に出かけよう

「mobile casa(モバイル・カーサ)」は普段は快適な自宅兼一室として、また休日にはアウトドアを楽しめるトレーラーハウスとして利用可能な自由度の高さを誇る住宅だ。特にcasaシリーズの高断熱性は外気の影響を抑えたいトレーラーハウスだからこそ活きる技術であり、「mobile casa(モバイル・カーサ)」は最高のロケーションを最も快適に過ごすためにはこれ以上無い選択の一つと言えるだろう。