建築家・高塚章夫が設計を手がける堀口珈琲が新店舗「HORIGUCHI COFFEE à la table」を有明にオープン!
コーヒーとともに食卓を囲む。そんなフランスの日常をひとつの原風景として、堀口珈琲が新たな業態に挑みます。スペシャルティコーヒー専門店として知られる堀口珈琲が、東京・有明「東京ドリームパーク」内に新店舗「HORIGUCHI COFFEE à la table(ホリグチコーヒー・アラターブル)」を2026年6月12日(金)にオープンします。国内直営店舗としては7店舗目となる今回、食事と会話とコーヒーが溶け合うフレンチカフェスタイルの空間が誕生します。
「食卓の上に、堀口珈琲がある」という提案

店名に込められた「à la table=食卓へ」というフランス語は、この店のコンセプトそのものを言い表しています。コーヒーを主役として切り取るのではなく、食事と会話のある豊かな時間の中に、いつもおいしい一杯がある——そんな食卓のありようを提案する場所です。

フランスの街角に佇むカフェやブラッスリー、ビストロのように、多様な人々が自然に集まり、それぞれの日常に溶け込んでいく場所。料理を楽しむ時間、甘いものとひと息つく午後、食後に余韻を味わう静かな夜。そのいずれの場面にも、堀口珈琲のスペシャルティコーヒーが寄り添います。
6月12日のオープン以降、7月2日よりランチ営業、7月14日からは堀口珈琲として初めてのディナー営業を本格展開。時間帯ごとに異なる顔を持ちながら、コーヒーが日常の食卓に根ざしていく場所を目指します。
建築家・高塚章夫が手がける、コーヒーの痕跡が宿る空間

店舗設計を担ったのは建築家・高塚章夫です。クラシカルなフレンチカフェを基調としながら現代的な感性を重ね合わせた空間は、懐かしさと新鮮さが静かに共存する佇まいを持っています。
この空間が特に印象的なのは、コーヒーそのものが素材として空間に織り込まれている点です。高さ3.6mの内壁には、抽出後のコーヒー豆を練り込んだ漆喰が使われており、什器には抽出後のエスプレッソ豆で染色した吹付材が施されています。飲み終えたコーヒーが壁となり、家具の色となる。そのような循環の思想が、目に見えるかたちで空間に宿っています。

素材の選択もまた丁寧です。手仕事による錫製のカウンター、天然由来のリノリウム床、自然石を再利用したテラゾータイル、無垢材のフローリングと天井の木格子、真鍮製の棚やペンダント照明、リサイクルポリエステルを張地に用いたソファ——それぞれが素材本来の特性を発揮しながら調和し、温かみのある落ち着いた空間を生み出しています。
約202㎡・60席という規模の中に、堀口珈琲が長年積み重ねてきたコーヒーへの真摯な姿勢が、建築というかたちで体現されています。
建築家・高塚章夫

アアト株式会社一級建築士事務所(Aaat Inc.)代表。京都大学、パリ建築大学ラ・ヴィレット校を経て、伊東豊雄建築設計事務所勤務後、2010年独立。主な仕事に凸版印刷ショールーム「Aurora」、中里太郎右衛門陶房「御茶盌窯記念館」など。国内外で受賞多数。
堀口珈琲においては焙煎拠点「横浜ロースタリー」、主要店舗「Otemachi One店」「狛江店」「玉川高島屋S・C店」などの設計を歴任し、本店舗が6軒目のプロジェクトとなります。
アアト株式会社一級建築士事務所(Aaat Inc.):https://aaat.jp
フレンチカフェとして楽しむ、時間帯ごとの食体験

メニューは、フランスのカフェやビストロで親しまれてきた料理を軸に構成されています。スタイル監修は、東京・恵比寿のビストロ「le Lion(ル・リオン)」オーナー・須田任が担当し、メニュー開発を堀口珈琲のシェフチームが担っています。

ランチタイムには、キッシュ・ロレーヌやクロックムッシュなどのフレンチカフェの定番がサラダ・スープ・コーヒー付きで楽しめます(1,980円〜)。午後のカフェタイムにはクレームブリュレやタルトとともに、じっくりとコーヒーの時間を過ごせます。そして初のディナー営業では、鴨のコンフィや牛ほほ肉の赤ワイン煮込みといったビストロ料理が食卓に並びます。グラスワインも各時間帯で楽しめ、食後には堀口珈琲のコーヒーで締めくくるという流れが自然と生まれます。

スペシャルティコーヒーは選べるホットとアイスで提供(880円〜)。エスプレッソはシングルからダブルまで。本格的なコーヒーがフレンチカフェの文脈の中で供されることで、はじめてスペシャルティコーヒーの魅力に気づく入口にもなり得ます。
フレンチカフェスタイル監修・須田任

大学卒業後、東京の「CAFE DE FLORE」「AUX BACCHANALES」でギャルソンとして働き、渡仏。帰国後、東京・表参道「Nid Café」で勤務したのち、東京・銀座「Le jardin des saveurs」でフランス料理のサービスとワインの基礎を学ぶ。2006年に東京・恵比寿にビストロ「le Lion」を開業。本店舗では、料理を始めとする「フレンチカフェ」の空間全体の監修を担当。
有明限定「ドリップバッグ ARIAKE」も登場
物販コーナーでは、堀口珈琲のスペシャリテである9種のスペシャルティブレンド「CLASSICシリーズ」やシングルオリジンのコーヒー豆、ドリップバッグ、季節限定のリキッドコーヒー、コーヒー器具などを取り扱います。
なかでも、この店舗限定で誕生した「ドリップバッグ ARIAKE」(6袋入1,620円)は注目のアイテムです。きれいな苦みと豊かな甘みを備えた、華やかで上品な深煎りの味わいが特徴で、東京ドリームパークの記念や手土産としても喜ばれる一品となっています。
HORIGUCHI COFFEE à la table(ホリグチコーヒー・アラターブル)
Instagram:@horiguchicoffee
住所:東京都江東区有明3丁目3番8号 東京ドリームパーク2階
アクセス:ゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」徒歩約5分、りんかい線「国際展示場駅」徒歩約9分