
水風呂はユヴァス湖にダイブ!3種類の異なるサウナを完備した複合施設「Sataman VIILU(サタマン・ヴィ―ル)」
フィンランド中西部のユヴァスキュラにある、サウナ&レストラン施設「Sataman VIILU(サタマン・ヴィ―ル)」。2022年6月にオープンし「World Sauna Forum 2024」の会場ともなったことで、現在注目を集めている複合施設です。
総面積1190m²を誇る2階建ての施設からは、ユヴァスキュラの美しい街並みや湖などの自然を一望することができます。
ユヴァス湖に面した複合施設「Sataman VIILU(サタマン・ヴィ―ル)」
ユバスキュラ駅から徒歩15分ほどの湖畔に佇む「Sataman Viilu」。街のシンボル・ユヴァス湖に面しており、ユニークの形をした真っ黒の建物の外観は、スタイリッシュな印象を与えています。
建築全体のデザインは、KOAN建築事務所が担当をし、外観のログ構造は、ログメーカーのホンカが担当しました。入口側は真っ黒でスタイリッシュに、反対に湖側からは木材がふんだんに使用されており優しい雰囲気を放ち、それぞれ異なる印象を与えています。
シックな印象のシャワールーム
こちらが「Sataman Viilu」のシャワールームです。グレーを基調とした空間はシックで落ち着いた空間。完備されているシャンプーやボディソープは、フィンランド製の「Ole Hyvä」が採用されています。
更衣室以外は男女共用のため、水着着用となります。
雰囲気が異なる3種類のサウナ室
「Sataman Viilu」では、Valo(光)、Loiste(輝き)、Sisu(フィンランド人魂)と、それぞれ雰囲気が異なる3種類のサウナ室が完備されています。サウナの監修を手掛けたのは、地元企業のでもあるサウナストーブメーカーのHarvia(ハルヴィア)社です。
こちらは、3種類のうちの1つ「Valo(光)」。湖に面している側の壁は天井から床までガラス張りで、サウナに入りながら街並みや美しい自然を楽しむことができます。名前の通りに光がたっぷりと差し込み、明るく開放的な空間です。
続いてこちらは「Sisu(フィンランド人魂)」。スモークサウナがイメージされたという室内は、真っ暗で窓もありません。照明も最低限に抑えられており、落ち着いた空間となっています。
そして3つ目のサウナ室が「Loiste(輝き)」。大人数が同時に入れる広々とした空間のサウナ室で、どこの席に座っていても美しい湖を眺めることが可能です。非ロウリュ型であり、ストーブ自体が室温と湿度を自動感知・コントロールして、室内の温度を保たせています。
水風呂はユヴァス湖にダイブ
そしてサウナ室を出ると、緩やかに湖の方に向かって階段が用意されています。その先には湖に浮かぶように天然のプールが配置されました。
サウナで温まった身体をユヴァス湖に直接ダイブし、キンキンに冷やすことができるので、開放感も抜群です。
プールからサウナ室の間には、チェアやテーブル、リクライニングベンチが並んでおり、外気浴にもピッタリ。ヴァス湖を目の前に、最高のととのい時間を過ごすことができます。
ジャグジー付き露天風呂完備
さらに、ジャグジー付き露天風呂も完備されており、優雅なひと時を過ごすことができるのもこの施設の魅力と言えることでしょう。
レストラン
そしてサウナの他にも注目されているのは、地産地消にこだわったアラカルトまでが揃うダイニングレストランです。
店内はのんびりと落ち着いた空間で、親しい人たちと食事を楽しむことができます。
開放的なテラス席も完備されているため、サウナ後にそのまま風を感じながら食事やアルコールを堪能できるのも嬉しいポイントです。
水風呂はユヴァス湖にダイブ!3種類の異なるサウナを完備した複合施設「Sataman Viilu」
ユヴァス湖に面し、3種類の異なるサウナ室を完備している「Sataman Viilu」。訪れた人々からは「日本にもこんな施設欲しい!!!」「座って湖を眺めるのはとても気持ちよかった」などの声が寄せられています。フィンランドの美しい湖や街並みを目の前に、開放的な空間での“ととのい時間”は、至福の時となることでしょう。
Sataman Viilu
住所:Satamakatu 10, 40100 Jyväskylä, フィンランド
電話番号:+358107675453
HP:https://satamanviilu.fi/
Instagram:https://www.instagram.com/satamanviilu/