有田焼の素材感を空間全体から感じることのできる「1616/ arita japan」の美しいインテリア。

佐賀県有田町にあるArita Será(アリタセラ)。そこには22の有田焼専門店が軒を連ね、カフェ、レストラン、ホテル、ギャラリー等が併設されているため、県外から多くの人が訪れる佐賀県の有名な観光スポットとなっています。そんな、多くの有田焼専門店が軒を連ねるArita Seráですが、その一角に、訪れる人を魅了する素敵な店内空間を持ったお店が存在します。それが今回ご紹介する「1616/ arita japan」です。

  • 有田焼伝統を引き継ぐブランド「1616/ arita japan」

佐賀県・有田で生産される伝統的な陶器である有田焼。有田焼の始まりは1616年。有田の地で陶祖・李参平が陶磁器を製作したことから始まります。約400年もの歴史を持つ有田焼の始まりの年号である1616年。有田焼の長い歴史と伝統的な技術を現代まで、そして未来に引き継いでいくという意味を込めて「1616/ arita japan」と名付けられました。

有田焼の素材感を感じ取ることのできる壁面

「1616/ arita japan」のクリエイティブディレクターを務めるのは柳原照弘であり、店内空間は有田焼を引き立たせるための彼の工夫が随所に施されています。有田焼の原材料は磁器の種類によっても異なりますが、主に「天草陶石」と呼ばれる熊本県天草市で採掘される陶石を利用しています。お店の壁面には陶石が混ぜ込まれており、ディスプレイされている有田焼と空間に一体感が生まれます。有田焼からだけでなく空間全体から有田焼の素材感を感じ取ることができます。

床材とディスプレイ用の什器にはレンガ材を使用しています。床からそのまま立ち上げられたかのようなテーブルは大地や土の力強さを感じさせます。また、壁面の見切り材には銅板が使用されており、土の重たい印象が広がるのを防ぎ、空間を引き締めてくれます。

素敵な店内で素敵な有田焼との出会いを

1616/ arita japanコレクションはモダンな雰囲気を持ち合わせつつも、エッジが優しい曲線を描いているため、非常に優しい印象を持ち、有田焼特有の白く美しい焼き上がりをより引き立てています。家庭の食卓をより一層華やかなものに彩ってくれること間違いないでしょう。是非素敵な店内ででお気に入りの有田焼を見つけてみてはいかがでしょうか。

1616/ arita japan

住所:〒844-0024 佐賀県西松浦郡有田町赤坂 丙2351-169アリタセラ
営業時間:9:00-17:00(※一部店舗により異なります。
電話番号:0955-42-2519