実力派建築家が手がけた周辺環境と家族をつなぎ、太陽の光が包み込む「調和と眺望の家」

前編：実力派建築家が手がけた周辺環境に溶け込み家族とつながる、優しい外観の「調和と眺望の家」

マイホームは、多くの人にとって一生に一度あるかないかの大きな買い物ですよね。だからこそ細部にまでこだわり、快適で理想的なおうちを作りたいと思う人は多いのではないでしょうか。「調和と眺望の家」は、古くからある住宅街の一角に建てられ、自然光が差し込む明るい住まいです。

前編では1階のLDKをメインにご紹介しましたが、後編では2階の子ども部屋や寝室、水廻りについてご紹介します。

使い方を自由にアレンジできる子ども部屋

2階の子ども部屋は、自然光がたっぷりと差し込む明るい空間です。建築時は1部屋とし、将来は家具などで仕切れるような間取りとなっています。

部屋に入るドアと、ベランダに出られるサッシ、さらにウォークスルークローゼットがあり、個室にした場合それぞれの部屋にどちらも配置されるように工夫されました。

子ども部屋から繋がるウォークスルークローゼット。通気性が悪くなりがちなクローゼットですが、ウォークスルークローゼットを採用することで光や風を室内に取り込みやすく、湿気対策にも効果的です。

成長していく子どもに合わせて使い方を自由にアレンジできるのは、嬉しいポイントです。

ワークスペースが併設されている寝室

朝になると自然と部屋が明るくなるように窓が2つ付けられている寝室。夜の睡眠、朝の目覚めが快適になるように作られています。

さらに寝室の中には個室のワークスペースが併設。しっかりと集中する時間と、休息をとる時間、それぞれが近い距離で実現するのが魅力的です。

寝室から繋がるウォークインクローゼットは、起きてすぐ着替えることができたり、季節ものなどを収納できるメリットがあります。

明るく清潔感のある水廻り

洗面脱衣室と同じ空間のランドリールームは、洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりできる便利なカウンターも設置されています。

さらに室内干しのスペースの上には天窓があるため、室内を明るく照らし、洗濯物が乾きやすいことが魅力です。

広々としたバスルームは、窓があることで空気の入れ替えや換気をできたり、開放感を感じられる空間となっています。足を伸ばしてゆっくりと入浴することができるため、1日の終わりに疲れを癒すバスタイムを過ごせることでしょう。

白を基調とした清潔感のあるお手洗い。換気に便利な窓がついているため湿気や匂いがこもらないことで、心地よいお手洗いとなっています。

周辺環境と家族をつなぎ、太陽の光がそっと包み込む「調和と眺望の家」

古くからある住宅街の一角に建てられ、周辺環境と家族をつなぐ「調和と眺望の家」。あちこちにつけられた天窓からは太陽の光が家族を包み込み、穏やかで優しい時間が流れることでしょう。採光や風通しなどが考慮され暮らしやすい住まいづくりのコツが詰まっている調和と眺望の家。これから家づくりをする方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか？