自然湧水の冷泉でととのう!大分県九重町にあるサウナ施設「寒の地獄旅館」

大分県九重町にある「寒の地獄旅館」は、2023年今行くべきサウナとして「サウナシュラン」9位に選出され、食事や冷泉、サウナを楽しめる歴史ある温泉宿です。

そして2023年7月、ととのえ親方こと、サウナー専門ブランドを運営するTTNE株式会社の監修により「暖の地獄サウナ」がオープンしました。「暖の地獄サウナ」が誕生したことにより、期間限定営業から通年営業に転換し、現在注目を集めているサウナ施設です。

地獄をイメージした「暖の地獄サウナ」

日本一の温泉県である大分県に位置し、九重インターから車で30分ほどの場所にある「寒の地獄旅館」は、昭和3年に開場した歴史深い温泉宿です。中でも、珍しい自然湧水の冷泉は、全国から足を運ぶほど人が後を絶たないほどの人気ぶりを示していました。そして2023年7月に「暖の地獄サウナ」がオープンし、冷泉とサウナが年間を通じて利用できるようになったのです。

「暖の地獄サウナ」は、長年使われていなかった暖房室に造られ、地獄をイメージした赤を基調とした室内となっています。古民家のような和を感じられるサウナ室は、男女共有で入ることができるため家族やカップルでも楽しむことが可能です。250㎏のサウナストーンがずっしりと積まれた薪ストーブの存在感は抜群で、室温をしっかりと高めています。その迫力は「暑すぎて地獄!」「短時間でしっかりと温まる」との声が寄せられているほど。セルフロウリュも可能なので、好みの温度や湿度の中、全身を温めることができます。

そして、薪やロウリュのほうじ茶などは地元産が取り入れられており、大分県九重町の恵みを全身で感じられることも特徴です。

冷泉の水風呂で寒の地獄へ

身体がしっかりと温まったら、いよいよ「寒の地獄旅館」の最大の売りである冷泉の水風呂へ。年間を通じ水温は13~14℃を保ち、水質・水温共に理想的な冷泉は、骨の髄まで冷え、体感はなんと0度とも言われています。

湯船の底は、砂や石で覆われており、足元からは毎分2トンを超える冷泉が自然湧出します。冷却設備を使用せずに天然の水温を生かした冷泉の水風呂は、まさに寒の地獄と言われており、これまで味わったことがない体験をすることができます。

そして冷泉がある「霊泉寒の地獄」は、中央が腰壁で仕切られており、梁や柱は剥き出しとなっています。どこか懐かしさを感じ開放感がある雰囲気のなかでの水風呂体験は、究極の体験となることできることでしょう。

ととのえ暖房室と外気浴でととのう

冷泉に入った後は、「ととのえ暖房室」に。程よい室温なっているため、身体を冷やしすぎることもありません。そして冷泉入口前には外気浴スペースも完備されており、インフィニチェアに身を委ねて、心地よい風を感じながらととのうことができます。

サウナ後に外気浴、内気浴と、自分の好みや気分に合わせて選べることは嬉しいですよね。

サウナ後にぴったりの内湯

そして、旅館棟エリアにある男女別温泉も利用することができます。内湯は、冷泉を加温して源泉かけ流しで利用しており、横には冷泉も設置されているので内湯でも温冷交代浴が可能です。さらにシャワー、ボディソープなども設置されているので、サウナ後にはぴったりです。

魅力は自然湧水の冷泉!大分県九重町にあるサウナ施設「寒の地獄旅館」

毎分約2トンを超える自然湧水が出る冷泉で、“日本一の水風呂”と言われている「寒の地獄旅館」。そして新たに「暖の地獄サウナ」が新たに誕生したことにより、サウナと冷泉を交互に楽しむことができ、なんとも言えない至福の“ととのい”を体験できることでしょう。

寒の地獄旅館

住所:大分県玖珠郡九重町田野257番地
電話番号:0973-79-2124
HP:http://kannojigoku.jp/