日々の暮らしをアップデートする、丁寧なものづくりが伝わるトレードショー「ROOMS」
アパレルを中心に、インテリア、アートなど生活と文化に関わる様々な事業を展開するH.P.FRANCE(アッシュペーフランス)が主催する合同展示会「ROOMS(ルームス)」。
世界中のファッション、デザイン、アートを中心に約3-500ブランドが参加し、約25,000人を動員するトレードショーです。ROOMSは、2000年の設立以来、常に最新の情報を発信し続けてきました。41回目となる今回は、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、オンライン展示会も同時開催。後編のこちらではバッグやアクセサリーなどの雑貨をご紹介します。
【しまう】ではない、【つかう】収納 WAFU BAG
日常の中でも、ちょっとした”コツ”で仕事や暮らしがよりスムーズに進む場面がありますよね。「コツ」とは日本独特の言葉であり、知っていると生活が少し便利になったり、暮らしが楽しくなったりするもの。
KOT_SU(コットス)と名付けられたバッグには、頑丈な芯材が入った立体構造の底部があり、お弁当やおかし等のつぶしたくない食材、靴や傘、レインコートなど、汚れ移りしたくないものなどを上手に収納することができます。
底部の独立されたスクエアスペースは、つぶれにくい設計になっており、シューズやランチの収納など使い方は様々で、それぞれのライフスタイルに合わせた発想で便利に楽しむことができます。https://www.ideaport-ipolex.com/wafubag
小型ながら機能性抜群のポーチ WAFUpouch
KOT_SUを手掛ける同ブランドが展開するポーチシリーズ。上部と下部を分離することができ、上部・下部どちらもショルダー紐を通して、単体でサコッシュのように使用することができます。
使わないときは上部を下部に収納することも可能です。上部の内側にはゴムバンドもついていて中身が散らばりません。
下部はかたいターポリン素材のため、置くとポーチが自立します。普段はポーチとしてバッグの中に。ちょっとそこまで、というときはサコッシュに。使う人によって様々な使い方ができるポーチです。
https://www.ideaport-ipolex.com/product-page/wafupouch-white
普段使いもできるデザイン性が魅力 VegieBAG
基本的に野菜は畑で育っている状態で保存するのが好ましいとされており、人参や大根、ネギなどは「立てたまま」の保存が最適です。
そんな視点から生まれたVeigeBAGは、朝市やファーマーズマーケットで買った野菜をポケットに入れてお買い物して帰宅後もそのまま「見せる収納」としても使用できるショッピングストレージバッグです。シンプルなものから野菜の柄を生かしたものまで多様なデザインなので、お出かけやオフィスカジュアルまで、様々なシーンに合わせやすいアイテムです。
https://www.ideaport-ipolex.com/vegiebag
アートピースのように長く愛したいアクセサリー opitopa(オーピトーパ)
まるで宝石のような小さなきらめきがテーブル一面に広がっていたopitopa(オーピトーパ)。不揃いなヴィンテージビーズを使用したアイテムは、時を経てなお一層輝く、独特の表情を持っています。そこに、肌にしっとりとなじむシルクの光沢を掛け合わせることで、普遍的で穏やかな美しさが生まれます。
ヴィンテージビーズ・シルクそして様々な素材を組み合わせ、フランス リュネビル刺繍の技法で仕立てるビジューはシックで品のある輝きを放ち、日常に彩りを添えてくれます。
製作に用いられるリュネビル刺繍は1800年代にフランスのリュネビル地方で発祥した、ヴィンテージビーズやシルクを使い生地の裏側から刺していく技法で、有名メゾンのオートクチュールでも使われてきた芸術とも言われる伝統刺繍のこと。
全て手作業で作られるアクセサリーはまるでアートのような繊細な美しさを持っています。販売のみならずアクセサリー作りのワークショップも行われており、今後の展開が気になるブランドです。
小さな宇宙のようなきらめきが詰まったジュエリー Leon
会場に入るとまず目に入るのがアクセサリーブランドleonのブース。LEONのアートジュエリーは、美術家の時任梨乃のアート作品「スターダスト・ペインティング」を用いて制作されています。肌を輝かせ個性を引き立てるように構成された色彩バランスこそ私達の技術と経験が詰め込まれています。
材料には鉱石や自然物のピグメントが用いられており、一つひとつ異なる表情を持ったアクセサリーが魅力です。
https://leonjewelry.official.ec/
丁寧なものづくりから見える、日々の暮らしの大切さ
日々の暮らしをより豊かに、快適に過ごすことができる、丁寧なものづくりの姿勢が見えるブランドが多く見られました。新型コロナウィルスの出現で日々の暮らしを見直す機会が増えた結果、こうした日常を共にできるプロダクトの人気が高まっているのかもしれませんね。