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家族のコミュニケーションをデザインから生み出す。思い出が重なる「やわらぎの家」

家族で過ごす時間をより豊かなものにするために。ゆったりと落ち着ける雰囲気はもちろん、会話が生まれるような工夫を散りばめる事で日常の中の触れ合いが増える空間でありたい。家づくりからコミュニケーションを考える、建築家に依頼するからこそできる、そこに住まう家族のつながりを大切にした住宅。

シンプルだからこそ、暮らしへのこだわりが目立つ空間に。

新潟県の三条市にできたこちらの一軒家。「やわらぎの家」と呼ばれるこの住宅は、やわらかい明かりの漏れるシンプルな外観ながらもアクセントに取り入れられたソフトブロッサムな木のあたたかな風合いが特徴的です。

すっきりと見渡せる開放感のあるワンフロア

​外から見て中央に配されたドアから入り、明るくて広い玄関を抜けると、明るく広々としたリビングダイニングへ。隣接する和室も含め段差のないワンフロアーはとても開放的で、穏やかな時間が流れます。

将来増える親御さんへのプレゼントの意味も込められている家なので、非常にフレキシブルな間取りとなっている。

コミュニケーションが生まれる間取りとデザイン

2階から階下のリビングに開けた吹き抜け空間が、上下階の隔たりなくコミュニケーションのきっかけを生み出します。

対面型のキッチンの近い位置にに階段の降り口があることで、心地のよい仕切りになると共に、部屋に向かう子ども達との自然な触れ合いが可能に。家族の動線をうまく取り込み、触れ合うコミュニーケーションにつなげる工夫がされています。

木の自然な質感によって落ち着く雰囲気のインテリア

インテリアは白とナチュラルウッドのカラーでまとめられ、家族の時間を包み込む居心地の良さが感じられます。強い個性よりも全体の調和が生み出すやわらかな空気をまとった空間に仕上がっています。全体がぼやけないように、取り入れられた階段の手すりや家具の黒がアクセントになりすっきりとした印象となっているのも良いポイントではないでしょうか。

家族の思い出にいつもある風景に

今回紹介したのは、建築家・井本翔太が手掛けた新築住宅。家族が揃って過ごす時間は意外と限られているもの。人生で最も大切な時間を過ごす空間として、今も、そして子供が巣立った後も「やわらぎの家」が生み出すあたたかな時間は、親も子もそれぞれにかけがえのないものとなるはずです。

 

所在地:新潟県三条市/構造:木造/規模:地上2階/建築面積:85.29㎡/延床面積:134.97㎡

千春

横浜出身渋谷区在住のミレニアル世代の一人っ子。母方は佐渡島の系譜。趣味は料理とはしご酒。

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建築家と建てる家。

家族のライフスタイルを尊重した、

家族のための「特別な住まい」をつくりあげます。