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高さ7.5mのA型の家。オランダのタイニーハウス「Tiny-A」が尖ってる

via: tiny-a.nl

ちょっと意外かもしれませんが、タイニーハウスのデザインで、Aの字型(Aフレーム)の家は根強い人気があります。A型の屋根を壁にすることで建材や施工費が節約でき、尖った高さのある天井がリビングスペースに開放感をもたらしてくれます。建築家やデザイナーにとっても、三角形という最小限の空間を、いかにうまく料理するかは腕の見せどころ。

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Tiny-Aと名付けられたこちらのプロジェクトは、オランダの2016年のタイニーハウス・コンペ「BouwEXPO Tiny Housing」での受賞コンセプトを、アルメレ(Almere)という自然豊かな場所に実際に建築したもの。高さ7mの天井高の内部空間は、1階が40平方メートル、中2階が10平方メートルの、計50平方メートルのリビングスペースになっています。

片側の屋根には15枚のソーラーパネルが取り付けられて、赤外線床暖房、循環式のEシャワー、給湯タップ、換気システムといった、最新テクノロジーを使った室内設備の電力をすべてオフグリッドでまかないます。Hamwellsの10秒間で排水を浄化して再利用するメンテンスフリーの「e-Shower」、Quookerの湯沸かし給湯タップといった、省エネルギー・省資源にフォーカスした、地元オランダのスタートアップの注目プロダクトをパートナー採用しています。

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吹き抜けのリビングの先には、縦に細かく仕切られたユニークなデザインの収納棚が目を引きます。

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収納棚の裏には、棚板と共有された中2階へと繋がる階段が隠れています。インテリアの配色はホワイトとブラウンの2トーンで上品にまとめられています。

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10平方メートルの余裕のベッドルームには、ビルトインクローゼットも用意されています。中2階の天井も非常に高い。

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ベッドルームの下は、キッチンスペースと収納棚で目隠しされたバスルームとトイレになっています。

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Aの字の全面ガラス張りのファサードから、たっぷりと採光。リビングも開放感に満ち溢れています。プライバシーを確保するカスタムメイドのウィンドウカバーはオプションで提供されます。

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リビングスペースとベッドルームには、デンマークVELUX製の、耐久性に優れた縦長の可動式ウィンドウを導入。追加の自然光が読書や作業をやさしく補助します。

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ダイニングには、折りたたみ式のテーブルを使って省スペース化を図っています。天板のAの字がテーブルの脚になるというアイデアが秀逸。

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オプションで小さなガレージスペースを外側に取り付けることも可能。オランダには自転車は必須アイテムですからね。

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Tiny-Aはアルメレの自治体の協力のもと、「BouwEXPO 」で受賞したほかの作品とともに、Almere Oosterwoldというタイニーハウス集合タウンに設置されており、20万ユーロ弱の値段で購入可能です。アルメレ主催のエクスポのコンペは、タイニーハウスを使って「地域おこし」を行うという狙いがあるものと思われます。

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Aの字型のタイニーハウス、住心地がどんなものなのか、ちょっと試しに暮らしてみたいですね。見つけたらついつい覗いてみたくなりそうなので、街中よりも自然の中に設置するのが良さそうな気がします。

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YADOKARIは、スモールハウス/小屋/コンテナハウス/タイニーハウス/ミニマルライフ/多拠点居住を通じ、暮らし方の選択肢を増やし、「住」の視点から新たな豊かさを定義し発信します。

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