ya inc. の建築家・山本亮介のデザインで羽田空港第3ターミナルにオープンした角打ち付き日本酒専門店がかっこいい!

羽田空港第3ターミナルに初めて、角打ち付き日本酒一合缶専門店「PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport」が2024年3月15日(金)にオープンしました。日本酒一合缶のオリジナルブランド「PRIME SAKE」の旗艦店として、世界初の日本酒一合缶専門店となります。美味しい日本酒と文化の体験を訪日外国人旅行客へ。そして、“Specialty Nihonshu”「PRIME SAKE」を国内、そして海外へ届けていく拠点になります。

日本酒一合缶専門店「PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport」

「PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport」は、日本酒や酒器などの販売に加え、立ち飲みができるスペースを設けた、羽田空港第3ターミナルでは初となる角打ち付き店舗となります。日本酒だけでなく、日本文化を感じることのできる素材が各所に用いられた店内で、訪日外国人観光客をはじめ、羽田空港を利用するさまざまな旅行客に美味しい日本酒と、その文化を体験を提供します。

ya inc. の建築家・山本亮介デザインの『PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport』の空間

羽田空港第3ターミナル駅 3階 国際線出発ロビーにオープンした『PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport』は、現時点で「PRIME SAKE」全商品を購入できる唯一の店舗となり、角打ちでも「PRIME SAKE」銘柄の試飲が可能で、時期により「PRIME SAKE」参加蔵が造るその他の日本酒も愉しむことができます。お土産やギフトの購入に、出発前に日本時間を愉しむ場所となります。

ya inc. を主宰する建築家・山本亮介の手によってデザインされた空間は、清潔感溢れる白を基調とした内装に、木の温もりを感じさせるアクセントが施され、来店者を迎え入れる心地よい空間が広がっています。

広く大らかな空間の中でも、各蔵の個性が凝縮された小さな一合缶を尊重し引き立て、目がいくような配置計画を心がけました。控えめな意匠性でありながらも「PRIME SAKE」の世界観で包み込むことができるように仕上げています。また、暖簾や和紙といった日本の素材を積極的に採用することで、来店する方々の日本文化である日本酒の味への興味向上を図ります。日本古来の角打ち文化を現代に蘇らせながらも、新しいスタイルを提案するこの場所は、羽田空港を訪れる旅人にとって忘れがたい記憶を刻みます。

SPACE DESIGN|ya inc. 山本 亮介

東京藝術大学大学院修了後、スキーマ建築計画に所属。2018年にya設立。建築・インテリア・商業空間・家具の設計など、空間に関わる設計活動を行う。

https://ya-a.jp/

日本の美を発信するプロダクトデザインはアートディレクターの竹田美織

プロダクトデザインは、アートディレクターの竹田美織氏によるもの。ロゴは、これからの一合缶日本酒を背負っていくNo.1の存在にという意味を込め、「I」を「1」と置き換え、日本酒の質の高さを感じていただけるよう、オーセンティックで格式高い佇まいに仕上げました。缶のラベルはそれぞれの日本酒のキャラクターが一目で分かるよう蔵のロゴを中央に据え、側面にはそのお酒のプロフィール、味わいからお勧めの楽しみ方までを詳細に記載しており、ひとつのお酒を深く味わい、長く愛してもらうためのデザインとなっています。

「PRIME SAKE」のラインナップをゆっくりと選べる物販エリアに加え、店舗中央には立ち飲みができる角打ちカウンターを併設。店頭販売を行う一合缶のほか、時期により参加蔵の造るその他日本酒も杯売りで提供します。鹿児島県の陶器ブランド「ONE KILN」に制作を依頼した「PRIME SAKE」オリジナルの酒器や、東京「自家製ツナ専門店 JIN」の「おつな 実山椒」や埼玉「かつをぶし池田屋」の「生ハムのような鰹節 食べる削り節」などをはじめ、日本国内からセレクトしたこだわりのおつまみで日本酒を味わっていただくことで、美味しい日本酒とその文化を広く伝えて行きます。

PRODUCT DESIGN|竹田 美織

多摩美術大学 グラフィックデザイン学科卒業。2011年〜資生堂 宣伝制作部にグラフィックデザイナー、アートディレクターとして所属。2021年より独立。2022年JAGDA新人賞。

https://www.mioritakeda.com/

インバウンド・訪日外国人旅行客へ美味しい日本酒と文化の体験を提供

年間およそ2000万人の利用客を誇る国内最大級の国際空港である羽田空港において、訪日外国人旅行客へ向けて、帰国前の時間に日本ならではの文化を感じることができる空港体験を日本酒と共に演出します。本店舗が国内、そして海外へと「PRIME SAKE」を届けていく拠点(旗艦店)となります。

羽田空港から世界に日本酒を広げ、世界的なブランドに押し上げる

日本酒 (Nihonshu)のブランド価値を世界的にも向上させるため、日本を訪れた旅行客を起点に海外への広がりが期待できます。国内でもその味わいやブランドが認められた銘柄が飛び立つことで、世界における日本酒のブランド価値を広く向上させます。

国内の日本酒蔵11蔵の銘柄を愉しめる「PRIME SAKE」ラインナップ

「PRIME SAKE」は、 “Specialty Nihonshu” をコンセプトに、国内でも有数のブランド力を誇る日本酒蔵全11蔵の日本酒一合缶を販売。各酒蔵から選ばれたスタンダード9種、プレミアム2種、全11銘柄などが店頭に並びます。

「PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport」から世界へ

「PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport」で提供される一合缶は、日本の美味を凝縮した一品です。角打ちというスタイルは、日本酒の新しい楽しみ方を提案し、羽田空港という場所でしか体験できない特別な時間を提供します。国内外の旅人たちが、ここでしか味わえない一合缶の日本酒を手に、次の旅へと足を踏み出す瞬間、『PRIME SAKE』は新たな文化の伝承者となるのです。