小大建築設計事務所・小嶋伸也によるインテリアデザインで東京・原宿にオープンした「ORCIVAL TOKYO 旗艦店」

兵庫県神戸市を本社とする株式会社ボーイズは、フランス発の伝統を受け継ぐマリンウェアブランド「ORCIVAL」の新たな旗艦店を、2024年3月15日(金)に東京・原宿にグランドオープンさせました。

小大建築設計事務所・小嶋伸也によるインテリアデザイン

ブランド初となる旗艦店のインテリアデザインは、小大建築設計事務所・小嶋伸也によって手掛けられており、波が打ったような形状のリズムある大きな木の天井のデザインが今回の店舗の一番の特徴になります。30mm幅の細かい木の板を、職人によって1枚1枚丁寧に施されてつくられた天井からは、天然木特有の風合いと手仕事の掛け合いによりあたたかみのある空気が生まれます。店舗へと足を踏み入れたお客様のお気持ちを、オーシバルの製品の特徴でもある心地良い世界観へと移っていくことを意図して設計されました。

ORCIVALブランドの象徴的なアイテムが柔らかい空間に佇む

「ORCIVAL TOKYO」旗艦店のインテリアデザインは、木材の温もりを基調とした落ち着いた雰囲気が特徴です。天井は波打つような独特な形状で、天然木の板が均一な幅で貼り合わされ、繊細かつリズミカルな構造を形作っています。このデザインは、まるで海の波をモチーフにしたかのように、空間全体に動きを与えています。また、天井からの照明が柔らかな光を放ち、商品を優しく照らし出しています。

壁面には、服が掛けられたシンプルなハンガーラックが設置されており、洋服の色や質感が際立つように配慮されています。中央の陳列台は流線型をしており、ナチュラルな木目のテーブルが、店内のやわらかな印象を強調しています。商品は色や形で整然と並べられ、清潔感と秩序が感じられるディスプレイとなっています。

柔らかいインンテリアと透明感と開放感のあるファサードのバランスが絶妙

店舗の外観は、大きなガラス窓を通じて内部が見渡せるデザインになっており、透明感と開放感をもたらしています。ロゴはシンプルでありながらも、その存在感でブランドのアイデンティティをしっかりと主張しています。夜には内部の照明が外にもれ、暖かく誘う灯となり、通り行く人々の目を惹きます。

店内には、ボートネックのトップスやボーダーアイテム、フランス製の製品といったマリンテイストあふれるORCIVALの商品が陳列されており、ブランドの象徴的なスタイルを提案しています。

ORCIVALとは?

ORCIVALは、1939年にフランス・リヨンで創立され、1950~60年代にはフランス海軍の制服としてボーダーTシャツを提供するなど、マリンウェアとしての深い歴史を持つブランドです。

公式HP : https://orcival.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/orcival_jp/

ブランドの世界観を体感できる「ORCIVAL TOKYO 旗艦店」

「ORCIVAL TOKYO 旗艦店」は、商品の質感とブランドのイメージを生かしながら、訪れる人々にリラックスしてもらえるような空間作りに重点を置いたものであり、小大建築設計事務所と小嶋伸也の手腕が光るデザインです。ただ商品を展示する場ではなく、ブランドの世界観を体感できる場として設計されており、訪れた人々にとって忘れがたい印象を残すでしょう。

ORCIVAL TOKYO

TEL:03-6434-1215
営業時間:11:00〜20:00
所在地:東京都渋谷区神宮前6-12-17