効率的な家事導線や細やかなデザインが空間を広々と感じさせる住まい「抜け感がある家」

一生に一度の住まいづくり。悔いのない理想の住まいにしたいけど、コスト面はできる限り絞りたいですよね。狭小地に建つ「抜け感がある家」は、建築家ならではの視点が活きた、敷地の制限を感じさせないようなのびのびとした暮らしを実現したコンパクトな住まい。限られたコストで最大限の理想の暮らしを目指すなら、土地選びから見直すのも賢い選択肢かもしれません。

抜け感のあるソフトモダンな外観

ホワイトの外壁にナチュラルな木の風合いがアクセントに取り入れられた、ソフトモダンな外観。

ブラックのサッシが全体を引き締め、シャープな印象を引き立てています。

空間を広々と見せる工夫が詰まった玄関

玄関扉は引き戸にすることでコンパクトな玄関ポーチでもスムーズに開閉可能に。

造り付けの大きな玄関収納でシューズはもちろんアウトドアグッズや掃除用品などもたっぷりしまうことができます。

玄関の土間上部にはスケルトン階段を設置することで空間を効率的に活用しつつ、視線の抜けもあるため圧迫感を最小限にカット。

広々と感じられる玄関スペースに仕上げています。

効率的な家事導線と細かなデザインがコンパクトな暮らしを支える

階段を上がると現れる横長のLDK空間。

板張りの上り天井が空間に高級感をプラス。

間接照明のあたたかな光も相まって、落ち着いた雰囲気に仕上がっています。

キッチンは高級キッチンメーカーの「キッチンハウス(kitchenhouse)」のセカンドライン「グラフテクト」を採用。

キッチンとダイニングテーブルが一体化したアイランドキッチン(ポポラートアイランド)にすることで、ダイニングを広々と活用できるうえ、配膳や片付け、掃除の手間も省ける点も大きなポイントです。

また、キッチンカウンターやダイニングチェアなどを黒で統一することで空間に奥行きが生まれ、狭いキッチンでも広く見えるため開放感をプラスすることができます。

キッチンカウンター背面には大きなパントリーを設置。

扉部分を細めの黒にすることで圧迫感を減らし、シャープな印象にまとめています。

ダイニング奥の一面の窓の先には開放的なウッドデッキを配置。

リビングダイニングとレベルを合わせて地続きにすることで室内が延長したような広々とした印象に。晴れた日には屋外で食事やティータイム、読書を楽しんだりと、家族憩いの第二のリビングです。

リビングは一面にグレーのアクセントカラーを取り入れることで柔らかさをプラス。間接照明の光が柔らかく拡がります。

低めに設定された造作テレビボードやラウンジチェアなどによってインテリアの重心を下げることで、空間をより広く見せることができます。

水回りはホワイトで統一。洗濯機横に脱衣所を設けることで家事導線もカット。コンパクトな暮らしを支えます。

ホワイトの浴室はほかの色合いと比べても清潔感があり、空間を広く開放的に見せてくれる効果もあります。

無駄を生まないフレキシブルなプライベートルーム

プライベートルームは将来のお子さんの独立を考慮して、一つの空間を間仕切りで分ける形に。

収納はオープンクローゼットにすることで収納部分まで部屋の空間が伸びるので、部屋を広く感じることができます。

プライベートルーム横にはファミリークローゼットを用意。家族の衣類を一箇所にまとめることで個室の収納スペースを最小限することができ、空間をより広く活用することができます。また、洗濯後の衣類をしまうのも一箇所で済むため、家事動線のカットにも繋がります。

建築家の視点によって広々と感じさせるコンパクトな狭小地の住まい

引き戸の玄関から始まり、スケルトン階段やアイランドキッチンなど、さまざまな工夫によって敷地の制限を感じさせないのびのびとした暮らしを実現した「抜け感がある家」。効率的な家事導線や空間を広く見せるアイディアが、これからの住まいづくりの可能性を広げてくれるような住まいです。