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パリの老舗百貨店ボン・マルシェとnendoのコラボレーション「白い展覧会」

パリの百貨店ボン・マルシェでは毎年1月に「まっさらな気持ちで新年をスタートしよう」という意味を込めて「mois du blanc」(白い月=フランス語で1月を意味するらしい)という白い生活用品を対象としたセールが行われています。そして同じく1月に「白い展覧会」という百貨店とアートのコラボイベントが5年前から続いていて毎年1名のアーティストが招待され店内をテーマの作品で飾ります。2020年は日本人アーティスト佐藤オオキ氏が主宰するスタジオ「nendo」。これは見てみたいですよね!

大規模な百貨店とアートのコラボに足が止まる

ボンマルシェの中で専用スペースを使った展示があるのかと思いきや、店内の天井を見上げるとnendoの作品が釣り下がっていました。「気持ちのリセット」というコンセプトを受け「水滴」と「花」をテーマにした『AME NOCHI HANA』展。


天井から白い水滴がゆっくりとおりてきたかと思うと、しばらくしたら形を変えて白い花に変わり、それがゆらゆらとまた上に上がっていき、また水滴に形を変えていく、じっと止まった水滴がいつ動き出すのかついつい見上げてただじっと動き出すのを眺めていました。雨が降り、花が咲くという自然現象を表現しているのですが、その動きはとても可愛いくて女性は心惹かれる作品ではないでしょうか。

ただ静かに、足を止めてみている時間は心静かにまっさらな状態でただ見つめていることにふと気づきました。ほんの少しだけ視点をずらすことによって、様々な事柄をポジティブなものに転換できることを作品を通じて表現しているとのこと。そんなテーマを聞いたからか、自分に起こるちょっと憂鬱な出来事も視点を変えれば良いことばかり!?と、新年に気持ちのリセットできた気がします!

この店舗内の展示物だけでなく、外のウィンドウディスプレイも全てnendoの作品で飾られていました。

 

イベントは1月11日から2月16日までとなりますが、また来年はどんな白い展覧会が行われるのか楽しみになりました!

ちなみにボン・マルシェは世界初の百貨店と言われ、ファッションから食品まで素晴らしいセレクトでいつ行っても好奇心を刺激されます!芸術に触れることができる新しい場所をいうことで80点以上の作品が店内の各所にも展示されています。イベント開催中ではなくてもいつ行っても楽しめるボン・マルシェはパリに行くことがあれば是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

Le Bon Marché – ボン・マルシェ百貨店

営業時間:10:00~20:00(日曜日11:00~19:45)
URL : https://www.24s.com/
住所:24, rue des Sévres 75007 Paris

公門 秋絵

公門 秋絵

オーガニックを取り入れた食卓と暮らしを楽しくする情報を発信するサイト

「cu mondo(クモンド)」編集長

六本松 蔦屋書店にて食のコンシェルジュ(暮らしのコーナー)を担当。自身のブランド「poco a poco」で輸入生地を使った雑貨の製造・販売を行う。

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