開放的な2階リビングとコンパクトな生活動線が家族の時間を生み出す「家族が自然に集まる家」

前編：生活動線・ライフプランを見越した効率的な構成が魅力の2階リビングの住まい「家族が自然に集まる家」

一生に一度の住まいづくり。デザイン性はもちろん家族の日々の暮らしをスムーズにしてくれる、効率的な生活動線も重要なポイントですよね。「家族が自然に集まる家」は、寝室以外の機能を2階にまとめた、開放感あふれるリビングと無駄のない生活動線・家事動線が魅力の住まい。従来の間取りとは真逆のような構成には、どんなメリットがあるのでしょうか。

視線を気にせず大胆に取り込める光と風が心地よいリビングダイニング

豊かに設けられた大きな窓が開放的なLDK。

視線を気にせず大胆な窓の構成ができるのも2階リビングの大きな魅力です。

リビングの天井にはレッドシダーの無垢材を施すことでお部屋のアクセントになると共に、ダイニング空間とリビング空間とを視覚的に区切る役割も。

さらに、天井にはプロジェクタースクリーンが収納されており、リビング・ダイニングから映画や動画などを楽しむことができます。

料理中の作業効率も見逃さない機能性に優れたキッチン

キッチンは壁側にL型に設置することで空間を広々と使えるように。

角を活かしてシンクとコンロが対立するような位置に設置することで、料理中の動線もより短くなります。

また、壁がある分、水や油はねを気にせずに料理ができるのもL字型キッチンの嬉しいポイントです。

エイジングしたコンクリートのような色柄のキッチンカウンターはインテリアとの相性も◎。

食品ストックや日用品などは隣のパントリーにスッキリと収納することで、リビングダイニングにものが溢れることもなく、生活感を抑えたすっきりとした印象を保つことができます。

暮らしにあそびをもたらす小上がりスペース

リビングダイニング横には小上がりの畳コーナーを用意。

お昼寝やお子さんのプレイルームとしてはもちろん、リビングから続くカウンターによって、ワークスペースや勉強スペースとしても活躍してくれる、多用途に活用できる空間です。

細々した生活機能も２階にまとめて家族の時間を創出

トイレ、洗面、脱衣・浴室の水回りも2階に集約することで、生活動線の短縮を実現。

2階に上がれば寝るまで下に降りる必要のない構成にすることで、移動の時間や負担もなく、暮らしを楽しむ時間に充てることができます。

開放的な2階リビングとコンパクトな生活動線が暮らしにあそびをもたらす

大きな窓から差し込む光が開放的な2階リビングが魅力の「家族が自然に集まる家」。建築家ならではの視点を生かして生活動線の無駄を徹底的にカットした空間設計は、家族の毎日にあそびをもたらしてくれる、豊かな暮らしを支える住まいです。