美味しいイワシや可愛いカフェなど丸々楽しめる!泊まれる水産加工場「イワシビル」

Airbnbをはじめとした民泊同様、予算を抑えて宿泊できるゲストハウス。地元に溶け込んだ雰囲気と、ゲスト同士の交流も楽しめるものも多く、若い層を中心に旅行での宿泊先の選択肢としてメジャーになってきています。地域それぞれの文化を生かした様々なゲストハウスがある中でも、水産加工工場を併設している一風変わったゲストハウスが鹿児島にあります。

水産加工工場を併設したゲストハウス「イワシビル」

生命保険会社が使用していた雑居ビルをリノベーションして作られたゲストハウス「イワシビル」。約400㎡の空間にはゲストハウスに加えショップや加工場が併設され、まさに”イワシ”を最大限活用した建築となっています。

1階は、ゲストハウスのレセプションと一緒に食品や文具を扱うショップとカフェが併設されています。こちらはD&Departmentを手がけるナガオカケンメイがプロデュースしており、デザインや雰囲気に似たものを感じられます。

人気のアイテムはイワシビルの2階や近隣の工場で加工されるイワシの丸干しを使った「旅する丸干し」。可愛いパッケージで友人への手土産にも喜ばれそうです。

2階にはそのほか加工場があり、3階がゲストハウスとなっております。加工場では実際にイワシの丸干しなどの水産加工品を作っており、大きなガラス窓越しに社会科見学的にその過程を見学することができます。

「旅と時」がコンセプトの「イワシビル」。ビルをリノベーションした館内では、漁船で使われる集魚灯や学校で使われていた椅子をリメイクしたり、その地域にあったものに一手間加えてリデザインされたアイテムがインテリアとして再活用されています。

可愛いデザインの客室

イワシビルの部屋は、ホステルやゲストハウスとしては珍しく半個室タイプ。シナ合板で簡単なインテリアなものの、木の温かみを活かした可愛いデザインです。

アーチ状のドアもユニーク。室内への期待が高まります。

中はパレットを用いたベッドとコンパクトなテーブルとチェアが配され、狭いながらも居心地の良い空間が広がります。

照明も可愛い。

漁港で実際に使われていた木枠にはめ込んだ鏡と亜鉛メッキを生かした洗面台。細かなところまでデザインへのこだわりが伺えます。

1階に位置するレセプション脇のカフェも統一されたデザインで、居心地がよく落ち着きを感じられます。

名物のイワシやたい焼きが美味しい!

カフェで人気のイワシ朝食では、まず最初に可愛いサイズのイワシの焼干しが運ばれます。

港町らしく大きめなイワシをメインに雑穀米や海藻の味噌汁やタコの和え物などバランスが取れた朝食。

お皿や茶器までこだわっていて最後までゆっくりと食事と空間を楽しめます。

イワシビルが建つ阿久根は鯛も有名なエリア。そんな地元名産である鯛をモチーフとしたたい焼きもカフェの名物。

自家製餡子と生地で、注文ごとに店内で焼き上げる「たい焼き」は外はカリっと中はふんわりな食感。そこに港町らしく塩を入れたクリームが添えられ、ここでしか味わえない一品を楽しめます。

 

少しアクセスは不便なものの、カフェや加工場見学、リメイクされたインテリアによる空間など、一棟丸々楽しめる〈イワシビル〉。ゲストハウスを目当てに旅をするのも良いかもしれません。

イワシビル

営業時間:11:00~18:00
URL : https://iwashibldg.jp
住所:〒899-1626 鹿児島県阿久根市鶴見町76