ミラノサローネ2017で見かけたワークライフバランスを保つSOHOに選びたいインテリアブランド3選。

近年フリーランスで仕事を請け負ったり、企業でも自宅勤務を許可して従業員の働き方が自由になったりと働き方が多様化して、ワークライフバランスを重視する傾向が強くなっている。家で仕事するSOHOスタイルにぴったりな家具は今回のミラノサローネでも多く見かけることができた。

安積伸のLEMなどで有名な高級デザイン家具「lapalma(ラパルマ)」

日本人家具デザイナー・安積伸のLEMなどで有名なイタリアのlapalma(ラパルマ)は、日本ではインターオフィスが取り扱う高品質モダン家具ブランドだ。自社工場で一貫して生産される家具は独自の厳しい品質管理で知られ、高品質なモダンデザインを提供している。

コテコテのオフィス家具に見えないのに、機能的でモダンなデザインはSOHOにぴったりだ。

ソファなどもそれに合わせてコーディネートすると住む場所としても働く場所としても馴染んでくるに違いない。

北欧スウェーデンの家具ブランド「LAMMHULTS(ラムホルツ)」

軽くて扱いやすい大学などで使用されているキャンパスチェアが有名な北欧はスウェーデンの家具ブランドLAMMHULTS(ラムホルツ)。代表作のキャンパスチェアのバリエーションを増やして展示するとともに、ワークスペースに特化したような空間を提案していた。

機能的で大きなテーブルはオフィスでありながら、その温かみのあるカラーリングから住宅でも使えそうな雰囲気。照明や椅子もオフィスっぽさを消していて好印象だ。

日本の木製家具ブランド「maruni(マルニ木工)」

木製家具を製造・販売しているマルニ木工は、21_21 Design Sightのディレクターを務める深澤直人とのコラボレーション作品「HIROSHIMA」などで知られる日本の老舗家具ブランドだ。その深澤直人とジャスパー・モリソンによる新作などが展示されている。

前の2つのブランドと異なり国内ブランドということもあり、日本のSOHOにはスケール感やデザインの面で最も相性が良さそうだ。住む場所の延長上としてのワークスペースのコーディネートに役立つだろう。

 

いかがだったでしょうか?住む場所と働く場所が一緒になり、過ごす時間が長いだろうSOHOだからこそその家具にもこだわりたいものだ。これらのブランドでコーディネートすることで住まう時間も働く時間も充実するだろう。