柳瀬真澄氏設計のcasa bassoのカフェ!住宅スケールの空間が居心地の良い「cafe basso」

静岡市駿河区のバイパス沿い、

casa cube(カーサ・キューブ)のモデルハウスの隣に建てられたカーサ・建築家シリーズの柳瀬真澄氏設計のcasa basso(カーサ・バッソ)がカフェとして使われていて、

その名も「basso cafe」(バッソ・カフェ)として営業している。

切妻屋根の平屋建てが可愛らしいcasa bassoの外観

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カフェのメニューなどを書いた看板以外は、外観はcasa bassoそのもの。

カフェとして使われているけれど、その佇まいはいかにも日本的な切妻屋根だけあって「家」のようだ。

無機質な建物が多いバイパス沿いにあって、周辺とは全く異なる雰囲気でcasa bassoと植栽のおかげで日本的なオアシスのような存在になっている。

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駐車場が広く、周囲の建物から十分に距離をとられ、敷地が贅沢に使われているので、深い軒が特徴のcasa bassoを街中で眺められる。

感覚的に馴染みやすくて日本的な佇まいでありながら、モダンなデザインを身にまとう様は印象深い。

身体に馴染む住宅スケールの居心地が良いカフェ空間

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エントランスから入ると一繋がりのカフェの空間が現れる。

本来、寝室と洋室としてLDKの両脇に諸室があるのだが、カフェとして使われているcafe bassoは大きなワンルーム空間となっている。

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元々天井高は約4mと高く大きな開口部を持つcasa bassoは、ワンルームとなって明るく、開放的な空間を産み出していた。

また、露になっている柱梁が家っぽさを演出していて、羽目板の天井が空間に落ち着きを与えている。

住宅のような身体に馴染むスケール感は残っていて、それが逆に家のような寛ぎの場所になっていて居心地が良い。

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本来は諸室としてLDKから独立している空間は、ソファーが配置されていてリビングのような雰囲気を持つ空間になっていた。

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アートも馴染んでいて、カフェっぽさはあるものの住宅っぽさも随所に残している。

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法規上厨房は壁で仕切っているが、逆に全面の大きな開口部に合わせて横川に奥行きある空間に見せている。

季節の食材を使ったメニューが絶品

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ここcafe bassoはもちろんその空間だけでなく、提供しているメニューも美味しいものばかりでクオリティが高い。

ヘルシーで家庭的なメニューが多く、朝8時からモーニングとランチに地元の人達が集っているそう。

今回はお昼時に訪問したのでランチメニューの中から美味しそうな3品を注文。

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女性に人気の季節の野菜をふんだんに使ったおすすめプレートには、サラダやオムレツなど野菜を色々味わえる。

玄米とスープが付いていて健康的。

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トマトとズッキーニ、バジルの味がしっかりとした美味しいスパゲッティは他では中々味わえないだろう。

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ゴロンとした大きな野菜で彩りも豊かな今月のカレーは甘味と旨味が素材の味を引き出していて美味しい。

 

cafe bassoは友人の家に来たような落ち着ける空間になっていて、近所の主婦たちやご老人が朝早くから集まっていて近所でも人気のお店であることが伺えた。

casa bassoの良さが、ダイレクトにカフェとしての居心地の良さになって活かされていて新鮮でもあった。

その空間もメニューも本当に良いカフェだったので、是非訪れてみて欲しい場所だった。

cafe basso(カフェ・バッソ)

営業時間 : 8:00~17:00(モーニング : 8:00~11:00/ランチ : 11:00~14:00)
※夜はイベント時のみ営業
定休日 : 不定休
URL : http://cafe-basso.com
住所 : 〒421-0113 静岡市駿河区下川原6丁目26-15