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チームラボが明かす福岡城跡で開催中の街が街のままアートになる「光の祭」の魅力!

毎週月曜日に立山律子がお送りする福岡のラジオ放送CROSS FM「DAY+」。「#casa(ハッシュカーサ)」の枠に今回ゲストとしてお越しいただいたのは、チームラボのディレクターを務める東陸史(あずまたかし)さんです。

 

チームラボとは

アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。

チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。

略歴

ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、シリコンバレー、北京、台北、メルボルンなど世界各地で常設展およびアート展を開催。東京・お台場に《地図のないミュージアム》「チームラボボーダレス」を開館。2020年秋まで東京・豊洲に《水に入るミュージアム》「チームラボプラネッツ」開催中。

2019年11月に上海・黄浦濱江に新ミュージアム「teamLab Borderless Shanghai」を開館。2020年3月にマカオに「teamLabSuperNature Macao」を開館予定。チームラボの作品は、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、アモス・レックス(ヘルシンキ)に永久収蔵されている。(teamLab is represented by Pace Gallery.)

チームラボ:http://teamlab.art/jp/
Instagram:https://instagram.com/teamlab/
Facebook:https://www.facebook.com/teamLab.inc
Twitter:https://twitter.com/teamLab_news
YouTube:https://www.youtube.com/c/teamLabART

 

福岡城跡「光の祭」の見所は?

大天守台跡の石垣に住まう花と共に生きる動物達 / Animals of Flowers, Symbiotic Lives in the Stone Wall©チームラボ

実は福岡城跡での「光の祭」は、2017年にも開催され大反響を呼んだイベント。来場したお客さん自身が動いた行為がそのままアートになるという斬新なアイデアのもと、自身が主役になれるという他ではなかなか味わえない点が大反響を呼び今年の開催へと至ったそうです。

石垣の追われるカラス、追うカラスも追われるカラス – 石城大天守台跡 / Crows are Chased and the Chasing Crows are Destined to be Chased as well in the Stone Wall©チームラボ

「Digitized City(デジタライズドシティ)」というアートプロジェクトを行なっているチームラボですが、今回はその技術を駆使して福岡城跡を美しい光のアート空間に変えるという。そもそもデジタライズドシティというのはデジタルテクノロジーを駆使して街を物理的に変えることなく、街がそのままアートになるというプロジェクトだそうで、福岡城跡の魅力である石垣を、人々の存在によって変化し続ける光り輝く美しいアート空間に変えていくと言います。

お絵かき黒田官兵衛 / Sketch Kuroda Kanbei©チームラボ

光で描かれた黒い八咫烏が飛び回る作品や、福岡の礎を築いた黒田官兵衛らをお絵描きする「お絵かき黒田官兵衛」など、新たな4作品を追加した計7作品を用意しているそうです。

開催は2019年11月29日(金)から2020年2月2日(日)まで。詳細は公式サイトをご確認ください。

 

作品作りにおいて発想の源はどこから?

お絵かき黒田官兵衛 / Sketch Kuroda Kanbei©チームラボ

今回の福岡城跡のように過去の建築物と先進的なテクノロジーをミックスすることで、過去と未来を行き来しているかのような錯覚に陥るのがチームラボの作品の魅力でもありますが、その作品作りの発想はどういったところからきているのでしょうか。東さんに聞いたところ、「チームラボは人が考えることを拡張するのが好き」だそう。アイデアをそのままにせず、そこからさらに拡げるとどうなるのだろうという好奇心や興味を源にしているのだとか。

 

また、プログラムを作るエンジニアが多いチームラボですが、それ以上にIT関連の人材のみならず、建築家や絵師などさまざまな分野の人が働いているのだとか。一般的には天才的なアーティストの人がトップに立って作品を作っていくという流れが主流ですが、チームラボは作品作りの際に各専門家たちが集まってチームとして実際に手を動かしながら作品のクオリティを上げていくという形をとっていると言います。

 

チームラボボーダレスの設立や海外進出への展望は?

人々のための岩に憑依する滝 / Universe of Water Particles on a Rock where People Gather©チームラボ

チームラボは世界に他者がいることをネガティブと思われないような体験作りを心がけているという東さん。世界と自分には境界線がなく、連続した関係であるという想いをチームラボボーダレスのあえて境界を曖昧にした作品で伝えたいと語ってくださいました。

それこそ既存のものを物理的にいじらずに新たな空間を作れるチームラボの技術があれば、エジプトのピラミッドを舞台に新たな空間を作り出すことも可能。将来の作品作りの可能性は無限大にあり、老若男女問わず国内海外に限らず多くの人に楽しんでほしいと東さんは想いを話してくださいました。

 

東さんにとって人生とは

チームラボのディレクターとしてさまざまな空間を作り上げてきた東さん。そんな東さんにとって、「ライフイズ◯◯」の空欄にはどんな言葉が入るのでしょうか。

東さんは「ライフ・イズ・ピープル」と答えてくださいました。人生には人が重要だと思っていて、チームラボも「人がどう考えるか」という興味を元にチームで一つの作品を作り上げ、さらにお客さんとその空間を拡張していく。東さんにとって人生とはピープルだそうです。

毎週様々なジャンルのスペシャリストが登場するラジオ版の「#casa(ハッシュカーサ)」。聴き逃した方はRadiotalkでもお楽しみ頂けます。

【1/13】東陸史さん(チームラボ)

キタトモミ

キタトモミ

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。

「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。

見たことないもの、食べたことないもの、未知なるものを自分の体で確かめることにワクワクします。

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建売でも注文住宅でもないもうひとつの可能性 casa シリーズ。

機能、デザイン、コスト削減などを徹底して追求した、

完成度の高い住宅。