こだわりの注文住宅を建てたい方に。知っているようで知らない建築家って!?

マイホームが欲しいという人の中には、ハウスメーカーが作っているような予め決まったような家ではなく、やはりこだわりの注文住宅を建てたいという人は多いだろう。そう言った場合はやはり工務店に相談することが多いが、建築家に設計を依頼するという方法もある。

でも建築家って何する人だろうか。建築士との違いは何だろうか。

知っているようで知らない建築家って!?

建築家と聞くと誰を思い浮かべるだろうか。日本人建築家で有名な安藤忠雄!?一時期新国立競技場のニュースで話題になったザハ・ハディド!?それとも新たに設計者になった隈研吾!?

TVなどで一般的に知られている建築家は大きな建築のプロジェクトを手掛けているが、最初は個人の住宅からキャリアが始まる人の方が多い。それは一般的に言う「注文住宅」のことだ。ちなみに建築家の中には有名になってからも個人の住宅を設計する人もいる。

あなたがこだわりの家に住みたい、またはこういうライフスタイルを送りたい思ったときに相談する相手が「建築家」ということになるのだ。

建築家の仕事とは!?

建築家はあなたの要望に沿いつつあなたのための家を設計してくれる。注文住宅とはそういうものだと言う人もいるかも知れないが、建築家はあなた以上にあなたのことを理解し、相談した要望だけでなくあなた自身も気づかない隠れた要素も含めて整理し、コンセプトを明確にして、間取りや素材選び、デザインまで具現化してくれるのだ。

そうして図面として落とし込まれた内容を予算的にあるいは施工的に合理的であるかを検討し、あなたと工務店などの施工会社と間に入って調整する。マイホームが欲しいあなたの相談相手であり、一番の味方と言うことになる。また多くの場合、設計通りに施工が進んでいるかどうかの監理をする。

建築家と建築士って何が違うの!?

一般的に聞く建築士と建築家は何が違うのだろうか。少し乱暴だが、建築士は一般的に建築を建てられる資格(一級建築士や二級建築士)や建物を設計する能力があるかどうかを表したに過ぎない。

それに対して建築家は、住宅を例に取るとあなたの要望を含めて住みやすいかどうか、予算に合うかどうかなどを調整して一つの建築をバランスの取れたものに設計する人であると言える。そこには建築家自身のこだわりやポリシーなどがあることが多いと言える。

 

あなたがこだわりの注文住宅を建てたいのならば、建築家と一緒に作ると言う方法も検討してはどうだろうか。きっとあなたのことを理解し、理想的かそれ以上のマイホームが手に入るかも知れない。