日本初「W(ダブリュー)ホテル」が設計顧問に安藤忠雄を迎え2021年に大阪に誕生へ。

マリオット・インターナショナルが展開するブランドのひとつで、デザインにこだわりを持つビジネストラベラーをターゲットとして展開する「W(ダブリュー)ホテル」が2021年、大阪に新たなホテルを開業する。日本初進出となるW(ダブリュー)ブランドを冠した「W OSAKA」は、マリオット・インターナショナルの長年のパートナーである積水ハウス株式会社が所有することになる。大阪・南船場にオープンする「W OSAKA」は、新築で27階建てで、スイートを含む337の客室、レストラン、バーなどを備え、斬新で革新的なホテルとなる予定だ。

設計顧問に安藤忠雄を迎える

Wホテルブランドは、マリオット・インターナショナルの展開する30ものホテルブランドの中でも最も先鋭的でデザイン性が高いと言われている。今回は設計顧問に安藤忠雄を迎えて、「御堂筋に黒いガラスがスッと立ち上がっている様をイメージした」というファサードが大阪でも象徴的な存在になることだろう。

ファサードだけでなく、エントランスロビーもWホテルブランドらしく一般的なホテルとは一線を画す個性溢れるものになるとのことだ。

大阪の中でも最高の立地と言われる御堂筋エリアにオープン

関西国際空港から車で約60分、大阪の御堂筋沿いに位置する「W OSAKA」は、様々なショップやレストランが軒を連ねるエリアだ。また、御堂筋エリアには、沢山の企業のオフィスも立ち並び、ビジネスで利用されるお客さまにも便利な立地。さらにナイトライフ・エンターテイメントが楽しめるエリア、道頓堀などへのアクセスも容易で利便性もいい。

「W OSAKA」は、「エクストリームWOWスイート」(1室)、「WOWスイート」(2室)をはじめとした50室のスイートを含め全337室の客室を擁し、各客室のインテリアは、Wホテルならではの斬新でスタイリッシュなデザインコンセプトを貫く。

ブランドのシグネチャーでもあるオールデイ・ダイニングレストランを含むレストランやバー「WOO Bar」などの料飲施設の他、プール「WET Deck」、最先端のフィットネスセンター「FIT」、スパ施設「AWAY SPA」を備える。また、イベント施設として、自然光を取り込む400㎡の広さを誇るボールルームと会議室を擁し、あらゆる会議やソーシャルシーンへの対応が可能でビジネス利用に対応する。

 

安藤忠雄の監修する刺激的なデザイン、Wを象徴する“いつでもどんなことでも”(Whenever/Whatever)というブランドアイデンティティが大阪に変化をもたらすに違いない。

W OSAKA

事業主: 積水ハウス株式会社
ホテル運営: マリオット・インターナショナル
設計顧問: 安藤忠雄
建築設計・監理: 株式会社日建設計
インテリアデザイン: Concrete Architectural Associates BV(オランダ)
1Fレストランデザイン: Linehouse Hong Kong Limited(中国)
建築施工: 株式会社竹中工務店
所在地: 大阪市中央区南船場4丁目
敷地面積: 2,544㎡
構造: 鉄骨造 一部 鉄骨鉄筋コンクリート造
階数: 地上27階・地下1階・塔屋2階
客室数: 337室(予定)
付帯施設: レストラン、ボールルーム、スパ、プール、ジム他
開業時期: 2021年2月(予定)