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料理家・サルボ恭子さんの暮らしに寄り添う料理とデザイン。

いつもの料理をより美味しくしてくれる、フランス生まれの鋳物ホーロー鍋のストウブ。そんなたくさんの方々に愛用されている鍋を使って、数々の料理本でレシピを考案されているサルボ恭子さんの作るお料理とともに、暮らしやデザインについて、福岡の雑貨店、BBB&で開催されたイベントにてお話を聞くことができました。

サルボさんが大切にしている暮らしの中のデザインとは

「シンプルでいて、あきないもの」。サルボさんはキッチンで使うものをはじめ、家の中全体で意識されているそうです。そんなこだわりはお料理や調理器具にもリンクしていて、素材の味を生かした、シンプルな味付けを心がけておられます。初めてストウブの鍋に出会ったのは、フランスの厨房で働いている時なのだそう。シェフの部屋に置かれてあったストウブの鍋をたまたま見つけて、まだ使ったことのないその鍋の佇まいに惹かれたそうです。

ストウブの魅力は?

はじめてストウブを購入したのはフランスに滞在している時だったそうです。実際に使ってみると、自分の料理に寄り添ってくれる鍋だと感じ、そこからその魅力にとりつかれたようになったと言います。今ではプライベートとお仕事で使うものを合わせて60個くらいを持っていて、お料理の種類や人数によって使い分けているそう。その中でも31cmの鍋をサルボさん自身はよく使うそうですが、コンロの上にいつも出しておいて、しまうことなく毎日愛用しているそうです。

好きな場所を教えてください

「キッチンです」と答えてくれたサルボさん。お仕事とプライベートを合わせると、とても長い時間いることが多いキッチンは落ち着く場所なのだそう。ついつい長居してしまうというキッチンには、お気に入りの椅子を置いていて本を読んだりとリラックスした時間を過ごすこともあると言う。

フランスに住んでいた時期もあるサルボさんの、フランスでのお気に入りの場所は、自然が豊かな南フランスにあるプロヴァンス地方だそう。以前はパリに住んでいたので、フランス人のご主人とのバカンスは都会の喧騒から離れ、ほっとできる田舎町で2週間ほど家を借りてのんびと過ごすスタイルが定番なのだそうだ。そんな時間の中で、マルシェで買い物した食材を使ってご自分で料理をして過ごす時間はとても楽しいと言います。

福岡のBBB&のお店と共感することは?

お店に来たのは今回が初めてですが、ホームページを見たり、知人がお仕事をした事があったというつながりで以前から知っていたそう。実際にお店でセレクトしているものはサルボさんのツボなのだと言う。東京ではなかなか出会うことがないお店で、実際にはじめてお店に足を運んで、改めて、用の美を感じるきちんと選ばれた商品が並んでいると思ったそう。

物を選んだり買ったりするときの基準は?

自分がその道具を使いこなしているイメージが簡単に思い浮かぶか、オブジェなどは家の中のどの空間に置いて、なおかつ自分が心地よく感じれるかが選ぶ基準なのだそう。自分の目で見て確かめてから選ぶので、あまり物は多くない方だと言う。

理想のキッチンとは

「窓のあるキッチン」。窓から差し込む光や窓の外に見える景色もポイントだと言います。フランスの田舎の小さなキッチンで、どんなに小さくても使いづらくても窓から見える山や空などの景色でとても気持ちがよくなるのだそう。ご自宅やアトリエのキッチンスペースには基本、料理に必要ないものは置かない主義というサルボさんですが、観葉植物などのグリーンを所々に点在させたり、差し色で明るいキッチンツールをテーマカラーを決めて置いたりすることもあると言う。

フランスでは友人宅などでご自身がキッチンに入ることも多いそうで、たくさんのキッチンを見て、使ってきたサルボさんだからこそ思い描く理想のキッチンは、穏やかで暖かい場所なのだと思う。

 

先日発売されたばかりの「staub MASTER BOOK」。ストウブの鍋が得意とする「蒸す」「煮る」「焼く」などをはじめ、燻製やデザートまで誰でも失敗なくできるレシピが紹介されています。そして6年ぶりに発売された新色「カンパーニュ」は、和・洋、様々な料理と相性のよい色見で、秋・冬の食卓にぜひ取り入れてみたいと思いました。

#casa 編集部

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