デンマーク・コペンハーゲンの「3daysofdesign」に注目のブランドが多数出展!

2026年6月10日(水)から12日(金)の3日間、デンマーク・コペンハーゲンを舞台に、世界最大級の都市型デザインイベント「3daysofdesign」が開催されます。今年は日本発の実力派ブランドから、北欧を拠点にするグローバルブランドまで、暮らしとデザインを愛するすべての人が注目すべき出展者が集結します。それぞれの会場でどのような展示が行われるのか、ブランドごとにご紹介します。

ZOZO NEXT|日本の伝統工芸と先端技術が出会う「呼色」、海外へ

URUSHICA(多用椀、深鉢、片口酒器、猪口)

株式会社ZOZO NEXTが手がけるプロジェクト「呼色(よびいろ)」が、今回の3daysofdesignで海外初の展示を行います。「今の時代の技術によって日本の工芸が変化を遂げるとしたら、どのような暮らしが実現できるのか」というテーマを掲げ、デザイナーや伝統工芸の職人との共創によって生み出されたプロダクトを発表します。

PIXEL WEAVE–博多織–(PEONY、CARNATION)

展示されるのは、花器「ひととせ(Flower vase)」、漆器シリーズ「URUSHICA」(多用椀、深鉢、片口酒器、猪口)、光と素材が響き合う「星境」、博多織の伝統技法を現代の美学で再解釈した「PIXEL WEAVE–博多織–(CARNATION、PEONY)」など、日本の美意識と技術の粋を凝縮した作品群です。コペンハーゲンの街の中で、日本が世界に問いかける暮らしとデザインの未来をぜひ体感してください。

Nosou|岡山・西粟倉村の竹が世界の舞台へ

300年の歴史を持つ岡山・岩滝神社で撮影されたキービジュアル

岡山県西粟倉村を拠点とするコンテンポラリー照明ブランド「Nosou(ノソウ)」が、3daysofdesign 2026にてワールドプレミアを開催します。「Time Makes Beauty」をコンセプトに、時を重ねるごとに美しさが深まる「経年美化」という日本の美意識を体現した竹製照明コレクションを初公開します。

コンテンポラリーなリビング空間での使用シーン

自然素材の竹と職人の手仕事が融合したプロダクトは、北欧のデザイン感度の高い観客にも強く響くものになることでしょう。地方の小さな村から世界の舞台へと羽ばたくNosouの挑戦は、「地域からクリエイティブを発信する」という新しいモデルを体現しています。

YAMAGIWA|歴史的建築Odd Fellow Palaceで新作照明を発表

創業70年以上の歴史を誇る照明ブランド「YAMAGIWA(ヤマギワ)」が、3daysofdesignに初出展します。会場となるのは、コペンハーゲンの歴史的建築「Odd Fellow Palace」。その格調ある空間の中で、ブランドの最新照明コレクションを披露します。

YAMAGIWAは、日本の光文化を深く探求し、多くの建築家やデザイナーと協働してきたブランドです。北欧という光との向き合い方に共通点を持つ地で、どのような新しい提案を見せてくれるのか、大きな期待が寄せられています。

IXC|リブランディングを経た新生コレクションを世界初公開

PLATO sofa, designed by GamFratesi – IXC

インテリアブランド「IXC(イクスシー)」が、3daysofdesignに初参加します。デンマークを拠点とするライフスタイルマガジン「Ark Journal」が主催する展示「DESIGN / DIALOGUE」において、リブランディング後の新生IXCコレクションを世界に向けて初めて披露します。

長年にわたり日本のインテリアシーンをリードしてきたIXCが、新たなビジョンとともにどのような世界観を打ち出すのか。コペンハーゲンの地でグローバルなデザインコミュニティへ向けて発信されるその姿から、目が離せません。

カリモク家具|〈MAS〉&〈Karimoku Case〉、2つの顔で登場

愛知県に本社を置く老舗木工家具メーカー「カリモク家具」が、2つのブランドで3daysofdesignに出展します。
ひとつは、合同展示「Japanmade Vol.1」に参加する〈MAS〉。日本の職人技が生み出す家具の質感と、現代的なデザイン感覚を融合させたコレクションを紹介します。もうひとつは、コペンハーゲン発のオーディオブランド〈Dynaudio〉とのコラボレーション展示を行う〈Karimoku Case〉。家具と音響という異なる領域が交わる場所に、どのような化学反応が生まれるのか注目です。

moifani|大川家具の精神を世界へ、都市型ダイニングを新提案

「pombo」は都市部の暮らしに最適なダイニングテーブルとチェア

福岡県大川市の家具ブランド「moifani(モイファニ)」が3daysofdesign 2026に出展し、新コレクション「pombo」を発表します。1〜3人世帯が主流となった現代の都市生活を深く観察し、そこから生まれた機能的なテーブルとチェアのコレクションです。

リラックスする姿勢をとる際に、無理なく肘を置ける位置にビーク アームレストが備わる

家族の形が多様化する時代に合わせ、柔軟に暮らしに寄り添うフレキシブルな家具づくりというコンセプトは、世界中の都市に暮らす人々の共感を呼ぶものでしょう。大川という地域の木工技術の誇りを胸に、世界へと発信される新たな挑戦です。

Bang & Olufsen|創立100周年を記念した「音の邸宅」体験

デンマークが世界に誇るオーディオブランド「Bang & Olufsen(バング・アンド・オルフセン)」が、ブランド創立100周年を記念する特別展示「RESIDENCE OF BEAUTIFUL SOUND」を3daysofdesign期間中に開催します。

コペンハーゲンの歴史ある邸宅(アパートメント)を会場に、音・デザイン・クラフツマンシップが人の心にいかに永続的かつ感情的なつながりをもたらすかを問い直す、没入感あふれる展示を行います。100年というブランドの歩みを体感できる、今年の3daysofdesignを象徴するような展示となりそうです。

石巻工房|東北から世界へ、「ものづくりとコミュニティ」の15年

2011年の東日本大震災をきっかけに宮城県石巻市で生まれた「石巻工房」が、3daysofdesign 2026に出展します。今回は、東京や上海での展示と同様に、石巻工房の歩みの中で特に重要な役割を果たしてきた15点のアイコニックな家具を、dotcomとの共催で展示します。

単なるプロダクト展示にとどまらず、子どもから大人まで参加できる「ISHINOMAKI BIRD KIT」のワークショップも実施予定。また、映像作家のNobu Arakawaが制作した、石巻の商店街の店主や地域コミュニティに関わる方々へのインタビュー映像も上映されます。コペンハーゲンのオーディオブランド〈Dynaudio〉のスピーカーから流れる石巻の街の音と映像を通じて、「ものづくりとは人とのつながりである」という石巻工房の哲学を体感できる展示となっています。

「3daysofdesign 2026」

「3daysofdesign」は、毎年6月にデンマーク・コペンハーゲンで開催される、北欧最大級の都市型デザインイベントです。コペンハーゲンの街全体を会場に、家具・照明・インテリアなどのデザインブランドが各地で展示や体験イベントを行います。ミラノデザインウィークと並び、世界のデザイン業界が最も注目するイベントのひとつとして知られており、毎年世界中からデザイナー、バイヤー、愛好家が集まります。

2026年は日本からの出展ブランドが特に充実しており、伝統工芸・現代家具・テクノロジーなど多様な切り口から日本のデザイン力が世界へと発信される年となりそうです。コペンハーゲンを訪れる機会のある方は、ぜひ各会場を巡ってみてください。

3daysofdesign 2026

開催期間:2026年6月10日(水)〜12日(金)
開催地:デンマーク・コペンハーゲン市内各所