デンマーク発のインテリアブランド「MOEBE」「Form & Refine」の新作が7月中旬より発売!
部屋に置くものを選ぶとき、その物の「なぜそうなっているか」を考えることがあるでしょうか。コペンハーゲン発のデザインブランド「MOEBE(ムーべ)」と「Form & Refine(フォーム&リファイン)」の新作は、まさにその問いに真正面から向き合ったプロダクトたちです。日本総代理店の株式会社NOMADより、両ブランドの国内初展開となる新商品が2026年7月中旬より発売されます。
「構造から生まれる美しさ」と「素材から育つ心地よさ」

MOEBEとForm & Refineはどちらも、デンマークを拠点に素材や構造に誠実に向き合いながら、長く使えるプロダクトを提案するブランドです。シンプルな造形、日常に溶け込む機能性、サステイナブルなものづくりへの姿勢という共通の土台を持ちながら、それぞれの個性は対照的です。

MOEBEが追求するのは「構造から生まれる美しさ」。建築家2名と家具職人1名という3名によって2014年に設立されたこのスタジオは、建築的な思考を軸に、徹底的に考え抜かれた構造そのものをデザインの核に据えています。修理・組み立て・リサイクルが容易なパーツ構成で設計されることも、「良いデザインとはそれ自体がサステイナブルである」という信念から来ています。

一方のForm & Refineが体現するのは「素材から育つ心地よさ」。素材が持つ質感や肌触りをそのまま活かし、空間をさりげなく整えるプロダクトを提案します。今回の新作もその姿勢が色濃く反映されたラインナップです。
MOEBE新作:光、座る、収める
和紙の張力だけで生まれる照明——Sinuate Pendant

MOEBEの新作照明で最も印象的なのが、和紙を用いたペンダントライト「Sinuate Pendant」です。接着剤も金具も使わず、引き込む力のみで立体的なフォルムを生み出すという、構造そのものが美しさの源泉になっています。やわらかな光と陰影が空間に静かな存在感をもたらします。Lサイズ165,000円、Mサイズ148,500円。

焼き物ならではの個体差を楽しむ「Ceramic Cone Pendant」も登場します。無釉の磁器をひとつずつ鋳込み・焼成した円錐形のシェードは、形やサイズ、色に自然なばらつきがあり、それぞれが唯一の表情を持ちます。Whiteはわずかに透光性があり夜に光をまとい、Light OchreやUmber Brownはダウンライトとして空間を温かく照らします(各60,500円)。壁面に取り付けるSuspended Wall Lampは、オーク材とスチールワイヤーの構造で、シェードの高さと壁からの距離を自由に調整できる設計(115,500円)です。
MOEBEが初めて手がけるスチールフレームのチェア

今回の新作の中でも特に注目されるのが、MOEBEとして初のスチールフレームを採用したチェアです。ブランドがこれまで木を中心に展開してきた文脈を超え、金属の構造美を探求した新境地のプロダクトです。
変化する暮らしに対応するモジュラーソファ

「Modular Sofa」は、4つの基本ユニットを組み合わせて多様な構成をとれるソファです。住空間だけでなくオフィスやショールームにも対応し、レイアウト変更にも柔軟に応じます。全24種のカラー&テクスチャーから選べ、フレームはフラットに梱包されるため搬入もしやすい仕様です。

本を主役にするミニマルな「Book Stand」、ブランド初のデスクも加わり、住まいからワークスペースまで幅広いシーンで使えるラインナップが揃います。
MOEBE:https://nomadinc.jp/brands/moebe
Form & Refine新作:素材の誠実さが空間を整える

Form & Refineは、素材・構造・サステイナビリティを同等に重視するデンマークのデザインブランドです。2018年の設立以来、世界中から厳選した素材を伝統的な技術で仕上げ、時間とともに美しさを深める家具やプロダクトを展開してきました。今回の国内初展開となる新作は、ブランドの哲学を体現する3つのアイテムで構成されています。
ステンレスが空間に緊張感と軽やかさをもたらす——Taper Collection

「Taper Collection」は、ステンレススチールを用いた空間整理のためのコレクションです。ミラー、ミラーキャビネット、シェルフ、キューブボックス、コンソール&シューラックなど、日用品を整えながら空間に端正な表情をもたらすアイテムが揃います。玄関・廊下・洗面・リビングと場所を選ばない汎用性も特徴のひとつです。
ステンレススチールならではの清潔感とシャープな質感が、空間に静かな緊張感と軽やかさを加えます。素材の無駄を抑えたシンプルな構造で、機能と美しさをさりげなく共存させる佇まいはForm & Refineらしさが際立っています。価格は88,000円〜192,500円。
背もたれの逆カーブが生む座り心地——Sonder Chair

新作ダイニングチェア「Sonder Chair」は、背もたれのカーブをあえて反転させることで広い面で身体を支える構造を実現した一脚です。快適さと構造美を両立したタイムレスなデザインで、シンプルな外見の中に身体への配慮と構造的な工夫が込められています。サイズはW41.5×H79×D47.5cm(座面高45cm)。価格は110,000円、シート付き148,500円。
廃材から生まれる、新しい素材の提案——Remake Bench

「Remake Bench」は、使用済み飲料カートンを再資源化した素材「Remake」シリーズのベンチタイプで、今回国内初展開となります。紙・プラスチック・アルミニウムなど複数の素材が混ざり合ったこの素材は、製造過程のCO2排出量を削減でき、何度もリサイクルが可能。木材と同等の耐荷重性と機能性を兼ね備えながら、独特のテクスチャーが空間にあたたかみを加えます。

玄関やダイニングはもちろん、公共性のある空間にも取り入れやすいサイズ(L95×H45×D28cm)で設計されています。サステイナビリティをデザインの付加価値としてではなく、素材選定とものづくりの出発点として捉えるForm & Refineの姿勢が、このアイテムに凝縮されています。価格は110,000円。
Form & Refine:https://nomadinc.jp/brands/formandrefine
デンマークのものづくりをインテリアに取り入れよう
素材と構造を誠実に見つめるデンマークのものづくりが、7月中旬から日本で手に入るようになります。一点一点を長く大切に使う暮らしに、北欧から届く新しい選択肢をぜひ加えてみてください。