建築家が提案した庭に感動。スタイッリッシュながらも温かみのある家

家を建てる時に気にすることといえば、デザインや家事の動線、使いやすさなどが挙げられます。それらの点に加え、快適性も網羅したのが、今回ご紹介する住宅。

実際に住んでいるご家族も「最高」と太鼓判を押す、工夫を凝らされたデザインになっているんです。

建築家と建てるおしゃれな家

おしゃれな住宅と聞いてイメージするのは、スタイリッシュさやシンプルさではないでしょうか。もちろんそのデザインも素敵ですが、どこか無機質な雰囲気になってしまうことも。

こちらの住宅は、モダンなデザインでありながらも随所に木材が使われていて、どこか温かみを感じられるようになっています。

こんな外観だったなら、家に帰るのも楽しくなりそうですよね。

ウォールベンチでゆったり

内装は白を基調とした、清潔感のある雰囲気。備え付けのボードをテレビ台として使用してもいいですし、お気に入りの本を並べる本棚としても活用できそうです。

また庭に面した壁にはウォールベンチが設置されており、日向ぼっこや子供と遊ぶのにもぴったり。日がたっぷり入るので、心地よく過ごせるスペースになりそうです。

開放的な吹き抜け

リビングのソファから上を見上げれば、吹き抜けになった開放的な空間が。

外から見るとコンパクトな住宅に見えますが、天井がないことによって圧迫感がなく、広く感じられるようになっています。

ご夫婦によると、今回家を建てる際に気になっていたのが、室内の気温や家事動線。以前住んでいたアパートは隙間風が入り、寝ている間に冷気が気になるほどだったといいます。

またどこへ行くにも移動距離に無駄があり、できれば動きやすい動線にしたかったのこと。

今回の住宅ではそれらの懸念点は全てクリアされ、水周りの動線も使いやすいものになっています。

趣味も思う存分楽しめる

そしてご家族が1番驚いたのは庭。南側に作ることが多い庭を北側にしたことにより、最初は不安に思っていたそうですが、結果的にとても満足したそうです。

庭には倉庫も設置し、そこにはキャンプ道具やスノーボードなどを収納。「庭でバーベキューをしたい」という旦那さまの願望を叶える、理想的な庭になっています。

この倉庫があることにより、ちょうどいい外からの目隠しにもなっているそうです。

2階部分は、まだ小さいお子さんが大きくなった時に使う子供部屋に。もともとシンプルな机が設置されているので、使い方次第でさまざまな活用方が生まれそうですね。

ドアも壁もなくシームレスな空間になっているので、お互いの存在を感じながら過ごせる部屋になっています。

こだわりがたっぷりと詰まった家

一見シンプルに見える家ですが、実は細かいところにこだわりがたっぷり詰まっています。ご家族も最初図面を見たときからほとんど修正を加えず、OKを出したという満足度の高い家。

これから長い時間をかけて暮らしていくのが、楽しみな家になっています。