minimallife

6畳ユニットを組み合わせて好みの家を作る「casa cago(カーサ・カーゴ)」。

6畳と聞くと、どんなイメージを持つだろうか。コンパクト?十分な広さ?幼い頃、初めて与えられた子ども部屋が6畳だった人も多いかもしれない。また一人暮らしを6畳の1Kで始めた人もいるだろう。

日本人にとって6畳という広さはイメージしやすく、使いやすい、ちょうどいいサイズ。そこで、それを生かした、6畳の可能性を自由に組み合わせてつなげられる「casa cago」というユニットハウスが誕生した。

シンカとカーサプロジェクトのコラボレーション

カーサプロジェクト株式会社の山口智之さん(左)と株式会社シンカの畠孝二郎さん(右)

プロジェクトを手がけたのは、三河を拠点として注文住宅・新築住宅を手掛ける株式会社シンカ(以下シンカ)と、全国の工務店をネットワーク化(カーサプロメンバーズ)して「casaシリーズ」という商品住宅をクリエイトするカーサプロジェクト株式会社(以下カーサプロジェクト)。

casa cago には、2社それぞれが得意とするコンセプトがうまく活かされている。今回、シンカ孝二郎さんとカーサプロジェクト山口智之さんにお話を伺った。

casa cago の概要

カーサカーゴという名前は、「cargo」(貨物)と、かご(籠)をイメージして作られた言葉。カーゴと呼ばれる建物が3640mm×2730mmの6畳一間からできていて、そのカーゴをつなげたり自由にレイアウトできたりするユニット式だ。

これまで家づくりといえば、お客様がゼロからオーダーするか、メーカーが商品化した完成形から選ぶか、というごく限られた選択肢しかなかった。しかしcasa cagoは家全体を商品化するのではなく、一つひとつのピースから規格化し、 それを住まい手が組み合わせることで初めて完成する家。

規律あるデザインが生む機能美と高い強度を備えた、住む人の理想を描ける自由な家となっている。

組み合わせ自由自在の6畳ユニット「casa cago」

実際に、三河湾のほとりに建てられた住宅展示場「SHARESラグーナ蒲郡」でcasa cago のモデルハウスを見ることができる。「SHARESラグーナ蒲郡」に建てたモデルハウスは8戸の6畳カーゴを連結。中央にウッドデッキと露天風呂を設置した、贅沢な造りとなっている。

「両方の建物のウイングに対して真ん中をウッドデッキでつなぐ中庭形式にしています」

「このスペースは最初は付ける予定がなかったんですが、『あ、こんな風にもできるんだ』ということに気付いてもらえるよう設置してみました。私たちの仕事って自由な住まい方へのヒントを提供することでもあると思っているので」と畠さんが語る。

そしてウッドデッキから海を背にして右側には、広々としたリビング・ダイニング・キッチンの空間が。ここは3戸のカーゴをつなげて18畳分の間取りになっている。規格が決まっている「casa cago」は、建物同士の壁を取り払ってユニットを作りやすくアレンジが自在なのだとか。

例えば6畳を7畳にするとなると、コストが高くなるもの。しかし6畳ごとの組み合わせであれば、構造も連結しやすく決めてあるとのこと。

畠さんは「材木屋さんとカーサプロジェクトさんの間で提携をしていて、図面も一番効率のいい内容を描いてもらっています。プレカットというものですね。そういった部分でもコストを削減する工夫を行っているんです」と自信を見せる。

アレンジができるのは連結ばかりではなく、室内にクローゼットなどの収納を取り付けることも可能だ。もし希望があれば、寝室にクローゼットのみならず水回りを付けられるオプションがあるのだとか。

もちろん浴室を作ることも可能。洗面所に洗濯機置き場も付けられて、快適性も自在にデザインできる。

また、外壁に杉板を張って漆喰(しっくい)を塗っているので、メンテナンスがほとんどいらないのもポイント。

通常の家を建てる際、「メンテナンスの必要性」は施工主たちの大きな懸念なのだとか。そんな今までの顧客たちの声を反映し、カーサカーゴのエクステリアは極力メンテナンスをする必要がない造りを採用されている。

オプションなどの設定によっても変動がありますが、「SHARESラグーナ蒲郡」にあるモデルハウスの規模ならリーズナブルな価格での施工も可能なのだという。

「離れ」という選択肢も

畠さんによると、最近は子どもがいない夫婦2人で家が欲しいと考える方が多いそうだ。子どもが生まれることを考えてとりあえず子ども部屋を作る方が多いものの、部屋はいくつ必要だろうか、成長するまで10年間は要らないのではないかという懸念も。

そこで畠さんは「だったら10年後に増築すればいいのではないかと。最初は夫婦2人のために最小限の家を建てて、個室を離れでとっておくとかできればいいですよね。後に建物をつなげることができれば、そのときに必要なものを必要なだけ買うことができる」と提案する。

casa cago なら、そういうことが可能になるのだ。

山口さんは「成長した子どもの誕生日にカーゴをプレゼントとか、かっこいいですよね」と語る。将来的には、両親のために「離れ」を作りたいと考える人も多いそうだ。

また畠さんは、家族と暮らしながらもパーソナルな空間を楽しめる家にできる可能性も提言。「casa cago」を4戸つくって、自分、妻、長男、長女それぞれに割り振り、食事は中央のスペースで一緒に食べる。1日1回必ず集まることだけ決めて、あとはもう各自の自由。そんな使い方も提案する。

パーソナル・スペースについて、畠さんは「本来家というのは、一番自分らしく落ち着く場所じゃなきゃいけないと思うんですよ。でも、個人の趣味やこだわりの強い人って、家は落ち着かない場所になっているはずです。自分のスペースではなく、家族のスペースになってしまうので」と語る。

実際に宿泊できる

三河湾のほとりに建てられた住宅展示場「SHARESラグーナ蒲郡」は見学するだけでなく、実際に宿泊することが可能。予約方法もシンプルで、ホームページから申し込むことができる。

暮らしに合わせて組み合わせることができ、家族みんなが住みやすい「casa cago」に会いに、ぜひ「SHARESラグーナ蒲郡」に遊びに行かれてみてはいかがだろうか。

 

展示施設:SHARES ラグーナ蒲郡
愛知県蒲郡に誕生した、実際に泊まってライフスタイルを体験できる「SHARES ラグーナ蒲郡」。見るだけではなく、暮らしの体験をすることができる14棟のパビリオンと4棟の小屋が揃った、新しいかたちの住宅展示場です。「casa cago」の内覧・宿泊体験が可能です。

住所
〒443-0014 愛知県蒲郡市海陽町2丁目7−3

ACCESS
車でお越しの方:東名高速自動車道→音羽蒲郡ICより25分
電車でお越しの方:JR東海道本線 三河大塚駅下車 徒歩15分

受付時間
10:00〜18:00

SHARES ラグーナ蒲郡 HPはこちら

あべまなみ

あべまなみ

新潟県出身、横浜在住のフリーライター。中学時代にサックスを始め、自身もジャズを演奏することから、20歳のアメリカ留学時に単身でメンフィスとニューオーリンズへ。初めての一人旅で自分の可能性や新しい発見に出会える楽しさに気づき、その後「旅」にハマる。

2017年12月現在、渡航国は24カ国。好きなものはお酒といちご。

casa cago

日本人に馴染みある6畳の組み合わせで

お客様が必要な形

必要な部屋数でつくる家