自然のまんなかで機能的に暮らせる「家族とのひとときが愛しくなる家」

前編:自然を日々の暮らしに取り込んだ、5人家族のための住まい「THE LIFE WITH THE GARDEN」

葉山・一式海岸の開放感に一目惚れしたKさんご夫妻。理想を形にしたいと家づくりの資料をたくさん取り寄せてイメージぴったりの「design casa」にたどり着きます。

大窓から見える一面の緑が印象的なリビングで、家づくりの経緯やこだわりのポイントについて答えてくれました。

家を建てるなら、開放的な住空間を。

THE LIFE WITH THE GARDEN

都心で暮らしていたKさんご夫妻が家づくりを始めたのは、コロナ禍の最中でした。以前から3人の子どもたちがもっとのびのび走り回れる家がいいと感じていましたが、ご主人がフルリモート勤務になったことで都心に住む必要がなくなり、引っ越しを強く意識したといいます。

「その頃、友人が由比ヶ浜に引っ越して。何度か遊びに行くうちに、こういう環境で過ごせたらいいねと夫婦で話し合っていました。そしてたまたま一式海岸に訪れたとき、ものすごく心を惹かれて。この地域で物件探しを始めました」

THE LIFE WITH THE GARDEN

家を建てるなら、開放的な住空間を――。イメージに合う家を実現させるべく、さまざまな建築会社の資料を取り寄せたという奥さま。ある日、目にとまったのが「design casa」のムック本でした。「私たちの感性に合う家づくりをしてくれるのでは」と直感したご夫妻はさっそく問い合わせをして、その後のオンライン打ち合わせで「design casa」に即決。後日、建築家と施工会社が紹介されました。

建築家の提案する期待値以上のプラン

THE LIFE WITH THE GARDEN

建築家との打ち合わせでご夫妻が伝えたのが、「快適な動線」「平屋にいるように暮らしたい」「壁一面の本棚」の3点。ご主人は「建築家と建てる家ということで期待値は高まっていましたが、さらにその上を行くプランを持ってきてくれました」と語ります。

THE LIFE WITH THE GARDEN

たとえば、外の汚れを室内に持ち込まないよう、玄関の土間から直接お風呂に行けるような動線。2階を寝室のみにすることで階段の上り下りを最小限にし、平屋のような暮らしを可能にする間取り。また、「いつも目に触れたり手にとれたりする場所に本があることで、子どもたちの興味の幅を広げたい」という本好きのご夫妻の願いを汲み取ったリビングの壁面本棚は、大容量なのでジャンルを問わずたくさんの本を収納できます。」

「親密度のグラデーション」という建築家ならではの視点

THE LIFE WITH THE GARDEN

そして、ご夫妻が建築家ならではの視点を強く感じたのが、「見せる」と「隠す」のバランス。建築家はそれを「親密度のグラデーション」と表現したといいます。

たとえば、外に立って玄関ドアを開けると、土間空間しか見えません。玄関に足を踏み入れると、ウッドデッキを介して外とつながるリビングの風景が広がります。そして室内に上がって数歩いくごとに、キッチンやダイニングなどプライベートな空間が現れてくるのです。さらにキッチンやダイニングの奥にも個室やパントリーが配されています。

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このように、パブリックなスペースからプライベートなスペースへ段階的に移り変わっていくので、宅配の人、ご近所さん、近しい友人と、家族との親密度に合わせて隠す場所、見せる場所が異なる間取りになっているのです。

リビングの先に広がる大きなウッドデッキでは、夏はプールを出して遊んだり、秋や冬にはたき火やバーベキューを楽しむとか。「この前、友人が帰ったあとに、長女とたき火を囲みながら、『こういう時間も幸せだね』なんて話していました」と奥さま。

大きな声で笑い合う家族の笑顔に、この地、そしてこの家での満ち足りた楽しい暮らしが表れているようでした。