「刺さるしかないでしょう!」地球に刺さる男・プロデューサーのkozeeさん

頭から地球に刺さる世界一周のSASARU旅に出かけ、旅行雑誌やGoogleのCMにも出演した、地球に刺さる男プロデューサーのkozeeさん。

今回は、そんなkozeeさんにご自身のことや、旅のことについて様々な角度からお話を伺いました。

シンプルで機能的なものが好き

はじめに、kozeeさんが暮らしの中で大切にしているデザインについて伺いました。

「シンプルで機能的なものが好きですね。服などは豹柄や派手なものをよく着ているので、僕のことを知っている人は『お前何言ってんだよ』って思ってるかもしれないですけど(笑)ゴチャゴチャしているのはあまり好きじゃないので、部屋などはわりとシンプルです。」

宮古島・東京にもある同じソファ

続いて、kozeeさんのお好きな場所や空間はどこでしょうか?

「2年半前ぐらいから東京と宮古島の2拠点生活をしていてどっちにも部屋を借りているのですが、東京にも宮古島にも同じソファが置いてあります。宮古島の家具屋さんで、すっごいセールスの強いおばちゃんに出会って、言われるがままにソファを買ってしまいました(笑)もちろん僕自身も気に入った中で、購入していますが(笑)それで東京での引っ越しの際に、『宮古島のソファいいよね』となり、結局、東京でも宮古島からソファを取り寄せて同じソファを使っているので、気に入っているスペースです。」

著書「SASARU 〜地球の刺さり方」について

Via:amazon

3年間で100カ国を回った旅を書籍化したユニークな著書「SASARU 〜地球の刺さり方〜」についてどう感じていますか?

「最初から僕のことを知っていた方たちは、当時『またkozeeが変なこと始めたな』『Googleマップのピンって何言ってるんだ』という感じで見ていたと思います。それがだんだんとSNSを中心に仕事が増えていき、本当にCMとなり…。最終的な形として書籍化になって、1つの旅をサクセスしたという形で皆様に見せることができたのかなと思っています。」

やっぱり旅なので最後には書籍化できたらいいなと思っていたそうですよ。

こだわりの“刺さり方”

kozeeさんは、Googleマップの目的地に刺さるピンをイメージし、自らの頭で心に刺さった場所に自分でピンを突き刺すというプロジェクトを世界100カ国で行っています。刺さり方は斜めになっており、人々の目を惹く写真となっていますが、一体なぜ斜めなのでしょうか?

「人間って目に入ってくる情報が強いって言うじゃないですか?その中でもそれを脳で理解できないものってすごく興味が湧くらしいんですね。あれが垂直だったらなんとなく想像できてしまうと思うので、やっぱりそこの角度は凄くこだわっている場所です。いろんな写真を見ていただくと分かるのですが、実は建造物と同じ角度で刺さっているとか、細かいこだわりがいろいろあります。」

「身体を真っ直ぐキープしたままゆっくり倒れるっていうのは難しい技術なのですが、その良い角度の部分を抑えています。」

思い出の場所はボリビアのウユニ塩湖

kozeeさんが訪れた世界100カ国の中で、思い出深い場所を1つ挙げるとしたらどこでしょうか?

「ボリビアになるウユニ塩湖ですね。ウユニ塩湖って実際に行くと標高が富士山ぐらいあるんですよ。塩の湖なのですが、塩の結晶ってめちゃくちゃ尖っているんです。僕は初めて行くまで知らなかったのですが、最初に行ったときに『あ、これオレ刺されないな、刺さっちゃうな』と思いましたね(笑)街に帰って何か装備を整えないと刺されないと思い、その日は諦めて帰りました。」

「そして街でフリーマーケットをやっていたので、そこで水場とかを掃除するゴム手袋を見つけて…。さらに部屋にちょっとしたものを洗濯する桶のようなものがあったので頭にはめてみたらぴったりで…(笑)それで、2回目のツアーに行く時に僕だけ銭湯のような格好をして、無事に素晴らしい刺さる写真が撮れました。結構気に入っている写真です。」

イベント運営や飲食店、サウナの経営など多岐にわたる活動

kozeeさんは他にも、イベント運営や飲食店の経営、サウナの運営プロデュースなど多岐にわたる活動をしています。これらの事業に何か共通していることはありますか?

「僕は場作りが好きです。特に人が集まって楽しそうな場所が好きなので、イベントや飲食店、サウナっていう場所だったりは共通していると思います。」

起業する際に最も重視していることはなんですか?

「やっぱり仕事を自分が楽しめているか。そして1人ではできない仕事がほとんどなので、仲間たちと一緒に楽しく継続してやっていけるかということを重視しています。」

“SASARU旅”が船旅で復活

Via : @sasarukozee

これから何か手掛けていきたい分野や気になっているものは何かありますか?

「コロナで一度全てなくなったんですが、世界中に刺さっていたおかげで旅関係の仕事が増え、今年ついに“SASARU旅”が船旅で復活します。ピースボートという世界一周船があるのですが、今年から船が大きくカッコ良くなり、“メッセンジャープロジェクト”という新しいプロジェクトがスタートします。僕はそのプロジェクトリーダーに抜擢されました。船や旅の魅力、想いを人々に届けるメッセンジャーになりゆる仲間たちをどんどん増やしていくというプロジェクトです。」

「いろんな方にチャンスがあるので、『船旅をしてみたい』『クルージングを行ってみたい』という方は、ぜひ僕のSNSやオフィシャルをチェックしていただけると嬉しいです。また、船内はWi-Fiがガッツリ繋がるようになっているので、『Wi-Fiがあればお仕事できる』というバリバリお仕事している方たちにも乗れるようになっていて、そういう方もぜひ注目していただきたいです。」

Life is “刺さる”

インタビューの最後、kozeeさんに「Life is ◯◯」空欄に当てはまる言葉を尋ねると、「Life is “刺さる”!もう刺さるしかないでしょう!(笑)」と答えてくれました。

地球に刺さる男プロデューサーのkozeeさん

地球に刺さりまくるkozeeさんは、地球だけでなく多くの人々の心にも刺さっていることでしょう。今後もどのような楽しい場所を作ってくれるのか、どのようなプロジェクトで人々の心を動かすのか、ご活躍に目が離せません!