日本一情報発信をする税理士・株式会社ArtBiz代表の大河内薫が語るアートとお金、人生とは
前編:日本一情報発信をする税理士・株式会社ArtBiz代表・大河内薫の「副業のすゝめ」
毎週月曜日に立山律子がお送りする福岡のラジオ放送CROSS FM「DAY+」。「#casa(ハッシュカーサ)」の枠に今回ゲストとしてお越し頂いたのは、株式会社ArtBiz(アートビズ)代表、税理士の大河内薫(おおこうちかおる)さんです。前半である本編は、主にご経歴、税に関する情報発信が加速したきっかけ、アートとお金との関係、自分の人生をデザインすることについてお伺いしました。
株式会社ArtBiz(アートビズ)代表、税理士・大河内薫
都内で税理士事務所を経営している傍ら、主に税金の知識に関するTwitterやYouTube、本を出版するなどの発信活動をしていらっしゃいる大河内さん。オフィシャルブログ『This is Life』やYoutube『税理士大河内薫の税金チャンネル』、現在売上日本一の税金に関する著書『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください! (SANCTUARY BOOKS)』など「日本一情報発信する税理士」としても活躍中です。
芸術学部演劇学科出身でありながら税理士という珍しいご経歴
元々目立ちたがり屋で役者志望だった大河内さん。芸能界に繋がるならご出身大学の芸術学部演劇学科しかない、と思いご入学されました。しかし特に演劇がとても好きと言う訳でもなく、様々なご経験をされて税理士になったとのこと。
世の中の人に認められて求められて情報を発信することを今後も続けたいとの思いと同時に、税金について何も知らない多数派の人たちに情報を発信する専門家のポジションが空いているとわかり、できる人が少ないことに気が付いて現在SNSやブログを通じて情報を発信しています。
過去になりたかった役者と、税金と、表現をする意味でのYouTube。全てが見事に繋がっているご経歴となっていますね。
多数派の人たちが日本の税金に疎いと気付いて情報発信が加速
日本人の多数派が税金に疎いと気が付いたのは一昨年。漫画家さんと税理士である大河内さんで本を出されましたが、ご一緒にお仕事をした漫画家さんが税金にとても疎かったとのこと。こんなに疎い人とコンビになったかと思ったら、これが多数派だった、一般的だったと気が付き、そこから税に関する情報発信がすごく加速して行きました。名実とも、見られ方も、大河内さんご自身の気持ちの乗り具合も加速したと言います。
目の前に、税に疎い多数の方々がやって来たことについて
「やれってことですよね。お前、税理士にしてはちょっとしゃべれるからやれ、と。天命なんでしょうね。」とのこと。
楽しそうに語る中でも、大河内さんの強い使命感を感じ取ることができます。
社名に込めた思いとアートとお金の関係について
「やっぱり芸術学部出身っていうのは、捨てたくないというか、魂としてあるんですよね。必ず言いますし、だからアートっていう言葉を社名に付けました。」と大河内さん。
「芸術学部に入学・卒業して、芸術で稼いでる人はそんなに多くはない。やっぱりみんな何かで食べ繋ぎながらやっている。ならそこを僕がせっかく税理士になったのだから、何とか支援できないかなと思ったのが、会社を作った時、その社名を付けた時の発端です。」
現在は発信活動との兼ね合いもある関係上、株式会社ArtBizは芸術・芸能・クリエイター特化型の税理士事務所になっています。自分の仕事を通して芸術分野で活躍する方々を応援する、温厚篤実な方である印象を受けます。
自分の人生を自分でデザインするために大切な事とは
「自分の人生を自分でデザインする」というのが口癖でもあるという大河内さん。具体的に言うと、「自分の人生のハンドルを自分で握りなさいと言うこと」なんだとか。
「当然家族がいたり、会社に勤めているわけですから誰かに何かを言われて言う事を聞かなきゃいけない事って多分沢山あると思うんです。それをなるべく、言う事を聞かないのではなく、嫌なことは断り、嫌なことはやめる、嫌なことをじゃあどう改善したら好きなものに変えられるか考える。毎日の中でそういう領域を少しずつ増やしていくのが自分の人生を自分でデザインできることだと思います。逆にできない人は他人の人生を生きているって思うんですよね。会社のために生きているとか、家族のために生きているとか、それは良いことなのかもしれないですけど」とのこと。
「だから全員がそれをやっていれば心地良い空間になるはずです。社畜であったりブラック企業と言う言葉が出てくると言うことは、正に会社に乗って、言いなりになっているとことじゃないですか。それで良いのかと聞かれたら、良い人って多分一人もいないんですよね。でも勇気を持って打開することができないので背中を押せるような発信をこれからも続けていきたいなと思っています。」
ご自分のお仕事のみならず、世の中の方々に勇気を持って前進する事を発信して下さる大河内さん。私たちも彼のように一歩踏み出せば、大きな変化が待っているに違いありません。
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