「casa sole(カーサ・ソーレ)」は夏も冬も快適に過ごせる仕組みが詰まった家

排気ガスや環境破壊によって地球温暖化が進む現代において、エネルギーを消費し続けることは私たち人類の寿命を縮めていると言っても過言ではない。そんな中、住宅でも注目されているのがエネルギーを消費せず、活用していくということ。太陽光パネルと住宅が一体化した「casa sole(カーサ・ソーレ)」は、無理なくエコな暮らしができる新時代の住宅だ。

 

そんな「casa sole(カーサ・ソーレ)」だが、実は太陽光パネルの他に、夏も冬も快適に過ごせる仕組みが詰まっている。

 

ダブル断熱工法で、夏は涼しく、冬は暖かい

casa soleは、熱に強いフェノール樹脂を使用した「ネオマフォーム」という旭化成建材の断熱材を採用。一般住宅用によく使用されている「グラスウール」という断熱材10kgの熱伝導率が0.050W/(m・K)に対して、casa soleの断熱材は0.020 W/(m・K)であり、世界最高レベルの断熱性能を誇っている。

 

ネオマフォームは歴史的文化財や新幹線の内装、旅客機用厨房設備にも使用されており、耐熱性能・長期断熱性能に優れた信頼性の高い素材だ。casa soleはそんな断熱材を柱や梁の外側にも使用し、家全体を断熱材で覆うことで室内の気温を保ち、気密性能を高めている。そのため、夏は涼しく、冬は暖かい家が実現するのだ。

 

外部換気システムで熱気を外へ

住宅の換気状況が悪いと、夏はとくに熱気がこもり余計に冷房を稼働させなければならず、電気代がかかってしまう原因に。外部換気システムを取り入れているcasa soleは、外装材と断熱材の間に通気層を設けることで熱気や湿気を外に排出させ、室内の快適な環境を実現している。

 

三層ガラスの樹脂窓が夏も冬も快適に

casa soleは、断熱効果の高い樹脂枠が三層のトリプルガラスを支える三層ガラスを採用。中空層の厚さ16mmにアルコンガスを封入し、中空層を2層にして紫外線カット効果のあるLow-Eペアガラスで挟むという構造だ。これにより、一般住宅の熱貫流率U値が4.07 W/(m・k)に比べ、casa soleは0.84 W/(m・k)という世界水準値(※1016FIX窓(日射遮蔽型)の数値)を記録。夏は太陽の熱を遮断し、冬は室内の温かさを逃さないことから、1年中快適な住宅を実現した。

 

 

三層トリプルガラスの天窓が涼しい風を運ぶ

太陽の熱を遮断するだけでなく、快適さを実現するには室内の風の通り道も重要なポイントだ。天窓にも三層トリプルガラスを採用しているcasa soleは、アルコンガスを封入したLow-E遮断・断熱・強化ペアガラスを使用しているため、太陽の熱を71~72%、紫外線を96~99%カットできる。吸い上げ効果で天窓へ風が抜けていくことで、熱がこもらないのだ。

 

また、天窓の外側部分に親水性のあるNeatガラスを使用することで、雨で汚れが落ち、クリアな空を眺めることができる。室内側は通常の3〜5倍の強化ガラスを採用していることから、安全面でも安心できる設計になっている。

 

断熱玄関だから、熱を逃さず、寒さから家を守る

「いってらっしゃい」、「おかえりなさい」が繰り返される玄関は、家族を出迎える大切な場所。最も外気が入りやすい玄関には、断熱玄関を採用。メーカーが定めるドアの断熱性能において、D2ランクという最高クラスを使用していることから、熱を逃さず、寒さから家を守ってくれる。オプションでさらに断熱性の高い天然木で加飾したドアを選択することも可能だ。

 

暑さと寒さから家族を守ってくれる家を

住宅の役目といえば、やはり家族が安心して暮らせる居場所となること。隙間風が酷かったり、熱がこもるなど快適さから程遠い住宅を選んでしまっては、家族の健康状態も心配になってしまう。casa sole(カーサ・ソーレ)はそんな夏や冬の外気をシャットアウトし、1年中快適な住宅を実現した。もう室内で冷暖房をフル稼働させるなんてことも、なくなるかもしれない。