monopo・Takramらが共同企画するクリエイティブコミュニティの場「The Parlor」ニューヨークにオープン!

2023年2月、アメリカ・ニューヨークにコミュニティスペース「The Parlor」がオープンしました。

The Parlorを手掛けたのは、東京の本社を中心とし、世界4都市で事業を展開するクリエイティブエージェンシー monopo。ニューヨーク市場での更なるクリエイティブ・コラボレーションを目指し、Takramらと共同企画し、The Parlorをオープンしたのです。

ニューヨーク・ブルックリンに誕生「The Parlor」

The Parlorは、ニューヨークのブルックリン・グリーンポイント地区に誕生。

コワーキングスペースとイベントスペースとなり、デザイナー、起業家などクリエイティブの力で世界を面白くしようとする方へ、「新しい可能性を生み出す場を提供したい」という想いから生まれました。

Parlor=憩いの場

店名のParlorは、互いを刺激するようなコラボレーションにとどまらず、気軽に立ち寄れ、交わり、支え合えるような空間を目指したことから「Parlor(憩いの場、客間)」と名付けられました。

世界的に新型コロナウイルスが落ち着いてきた今、クリエイティブに関わる人たちが出会い、気軽にお互いを知ることのできる物理的なスペースがいっそう求められるようになりました。

The Parlorは、日々の活動を効率的に行える設備を提供しているほか、どんな方にも使っていただける、各種イベントが開催できるラウンジ・キッチンなども備えられています。

古くから愛されていたバーをリノベーション

The Parlorは元々、この地域で古くから愛されていたバーだったそうです。

設計事務所BLANKが、老朽化していた物件のリノベーションに2019年から着手し、翌年2020年に竣工されました。

当初は、BLANKのオフィスとして利用

当初は、ニューヨークで日系飲食店の設計を数多く手掛けるBLANKのオフィスとして利用され、その後日本の食文化をニューヨークへ発信したいという思いをもったビジネスオーナーや一流シェフのテストキッチン・新店舗開店の構想を練るための場所として利用されるようになったそうです。

そして、2022年にクリエイティブエージェンシーmonopo及び、デザインイノベーションファームTakramがオフィススペースを構えるため参入したことをきっかけに、さらに広く日本文化発信のハブとなるような場所にしていきたいという思いから、人を集め、またその人から新しい可能性を生み出す空間を目指すこととなったそうです。

4社が集い企画されたThe Parlor

また、運営にあたる建築設計・不動産開発事務所の「Corals」は、デザイン業務のみならず、設計者目線での物件選定や物件管理を得意としています。

4社が集い共同企画されたThe Parlorは、ブルックリンのウィリアムズバーグ・グリーンポイントに位置し、新進気鋭のアーティストやクリエイターが集まるエリアです。そこに「ジャパン・ブランドを世界へ広げる」という同じミッションを持った仲間、ローカルクリエーターとともに、新しい文化の交差点として盛り上がりを見せることでしょう。

The Parlor

収容人数:30人程度
所在地:64 Meserole Avenue, 2nd Floor, Brooklyn, New York 11222
管理運営者:Corals Inc.
利用お問合せ:[email protected]