【DESIGNART TOKYO 2024】アートからロボット研究まで!多様なジャンルの展示を西武渋谷店で開催
今年で8回目となる日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO(デザイナート トーキョー)」が10月18日~10月27日の約1週間、過去最大規模となる96会場、117の多彩なプレゼンテーションで東京の街を彩ります。今年は「Reframing 〜転換のはじまり〜」をメインテーマに、従来の枠組みにとらわれず別の視点から見つめ直すことで、新たな価値を提示するクリエイターたちの営みに注目します。‘Art meets Life’「暮らしに、もっとクリエーティブを。」をコンセプトに、これまで多くのアーティストとのコラボレーションを実現させてきた西武渋谷店では、アートやデザインなどのジャンルにとどまらない作品展示を開催します。
MARINO. × NOI STUDIO「自然という時を描く」—原画と未来のAIアートの融合
自然界からのインスピレーションを源に、見えない存在とともに「時」を描き出す現代アート作家MARINO.。
その繊細な原画は、自然の雄大さや時の移ろいを表現し、観る者に深い共感を与えます。
今回は、建築デザイン分野でデジタルイノベーションを牽引するNOI STUDIO(高木秀太事務所)とのコラボレーションにより、MARINO.の原画にデジタル技術を用いた新たな視点を加え、アートがファッションや空間デザインといった異なる領域にまで拡張される表現を模索。
テクノロジーとアートの融合によって、未来のアートのあり方や可能性を探求し、自然とデジタルの新しい対話を提示します。
慶應義塾大学|中西泰人研究室「風景のメカニズム2」
店舗型ロボットと言えるような自動運転車が普及すれば、駐車場や道路にそれらを並べ商店街やマーケットを一時的に作り出すことができます。
スマートシティーに現れるそうしたロボットたちが、天気や人流、場所の空き状況に応じていろいろな街を巡りワクワクする物理環境を生成して提供するサービスを「時空間サービス」と名付け、新たな場所の作り方を作り出そうとしています。
この研究では移動能力を備えた家具型・遊具型(VR用)のロボットたちをデザインし、多義的で動的な環境を作り出すことを目指しました。
その知能や能力がシンプルで限定的だとしても、ある量を越えて風景の一部となった時、私たちの環境はどのようなものにいるのでしょうか。そうしたロボットたちはどのような都市の風景を作りだすでしょうか。そんな問いを投げかける展示です。
X-lab(クロスラボ)「XX-Infinite form」
通常はフェンスとして使用されるひし形金網。その構造は、線同士が独立して絡み合い構成されているため、鉄素材としてはほかに類を見ない特性を有しています。その独自の意匠と機能性を顕在化し、表現方法を昇華させることで、商業施設・インテリア空間に調和する可能性を示唆した作品を展示します。
【西武渋谷店 モヴィーダ館7階=特設会場】
会期:2024年10月18日(金)〜10月27日(火)
会場:西武渋谷店 公園通り沿いウインドー、A館7階=特設会場、B館3階=コンポラックス
参加クリエイター:MARINO.、慶應義塾大学|中西泰人研究室、X-lab(クロスラボ)
WEB : https://www.sogo-seibu.jp/shibuya/