きれいな空気が流れる自然素材の家「casa carina(カーサ・カリーナ)」
滋賀県の大津市、平安時代に紫式部が源氏物語を起筆したといわれる石山寺のほど近くにある住宅街。この土地に、奥さまの未来さんが一目で気に入ったという「casa carina(カーサ・カリーナ)」を建てた服部家を訪ねた。
かわいさに一目惚れ!自然素材も決め手に
家づくりを考えていたときに、たまたま出会った「casa carina」に一目惚れしたという未来さん。「私の思い描くイメージにぴったりだったので、迷わずここで!という感じで、最初から決めていました。漆喰の白い壁やタイル使いなど見た目のかわいさに惹かれました」。
家を建てるときに、ご主人、奥さまともにこだわったことは、なるべく自然な素材を使うこと。「私も主人も、子どもたちもアレルギーを持っているので、なるべく人工的な素材を使わず、自然の素材で家を建てたかったんです」。無垢材の床や、天然素材100%の漆喰の壁など、体にやさしい素材が決め手となったそうだ。
服部さん一家は、「casa carina」に住む前は築40~50年の祖父母の家に住んでいたのだそう。「古い家だったので、すき間風がすごくて、とにかく寒い家でした。冬はエアコンと石油ストーブのW使いで、光熱費が大変で」。「casa carina」に住み始めてからは、夏は涼しく、冬は暖かい、結露もないという快適さを満喫中だ。「夏でも冬でも、朝エアコンをつけたら、昼には切ろうかなっていう感じ。とても快適に過ごせています」。
耐震性が高く、夫婦2人の夢がかなう家
ご主人の佳和さんは、耐震性の高さにもこだわったという。「先日の地震のときは、自分の体感的には震度3くらいだったので、実際は震度5と聞いてびっくりしました。casa carinaは建物の外壁が軽いので揺れにくいんです。別にここだけ震度が軽かったわけではなくて(笑) 耐震性には本当に驚かされました」。
家族みんなが集まるリビングは、夫婦ともにお気に入りの場所。できるだけ広く、くつろげる空間にしたかったのだそう。「流れている空気がいつも新鮮で、前の家とくらべても空気がきれいな感じ。とても気持ちよく過ごせています」と未来さん。
佳和さんのお気に入りの場所は書斎。自分の仕事ができて、一人でくつろげるような部屋が前から欲しかったのだという「少し広めに7畳くらいの部屋を作ってもらいました。そこでリラックスできるので、すごく嬉しいです」。
リビング、キッチンともに収納が多く、食器棚をできるだけ置きたくないという未来さんの希望もかなう形となった。
「この家に住んでから、キッチンなどもかわいくなって、奥さんの機嫌がすごく良くなった。奥さんの機嫌がいいと家族全員がリラックスできて、とても良い雰囲気で暮らせています」と最後に語ってくれた佳和さん。「casa carina」はかわいいだけでなく、家族みんなの安全や健康を守りながら快適に暮らせる賢い家なのである。