目に見えない部分だから気をつけたい!家を購入する前に気をつけたい4つポイント。
家は一生ものの買い物と言われるくらい、大きな買い物でよね。しかし、実際に暮らしてみて、初めてわかることや、良かったと思うことも多いと思いますが、恐いのは「失敗した!」が多く出てくることです。
価格や立地、機能設備や間取り…どれも納得して購入したはずなのに、のちのち後悔することは、事前に目で見て確認できない部分に集中しています。今回は家を購入する際こんな家は避けた方がいい、気をつけたいことをまとめてみました。
一番気を付けたい!諸費用を計算に入れずに大きく予算オーバー。
土地を持たない人が住宅を建てる場合、先に土地を購入してから建築会社と契約することになります。土地を探している時点では、建物と合わせた総費用がいくらになるのか正確にはまだ分かりません。土地も建物も購入の際は諸費用はかかります。
土地の場合は不動産取得税、司法書士費用、登録免許税、印紙代、仲介手数料などがかかります。ふたを開けてみたら予算オーバーだったなんて事のないように気をつけたいですね。
窓に結露がある、湿気対策がされていない家。
冬になると窓ガラスに水滴付きます。湿気により、サッシ周りに黒ずみが発生してしまったり、こだわって選んだカーテンにもカビが生え、壁紙が剥がれてくるということになったら最悪です。
古い家などでは、窓の結露は「当たり前」の光景かもしれませんが、今は違います。適切な断熱と換気で、結露が発生しにくい家が増えています。結露の出ない家は快適です。カビは壁の中の見えない部分の断熱がうまくできていないと発生しやすくなります。カビは家族の健康にも悪影響を与え、家そのものも傷めます。
夏暑くて、冬寒い、快適さに欠ける家。
夏場家の中が非常に暑く、クーラーをガンガンにかけてもなかなか涼しくならない。部屋が冷えるまで時間がかかるので、エアコン代も高い、逆に冬、家の中にいても寒い。家の中にいるのに「風邪を引かないか」と心配しなきゃいけないなんて、そんな家には住みたくないですよね。
さらに「冬に寒い家」が原因で恐ろしい事故につながる恐れもあります。それは、ヒートショックです。ヒートショックとは、家の中の急激な温度差が原因で身体に大きな負担がかかり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことです。ヒートショックによる死者は年間で1万人以上といわれています。
家具配置がしにくいく、間取りの変更がききにくい家。
お子さんの誕生、成長などに合わせ、家具が増えたり位置を替えたりする必要性が出てきます。家具配置を決定づける要因は「窓」や「壁」の位置などがあります。窓を大きくとった間取りは明るくて開放感があるかもしれませんが、そのために極端に壁が少ない場合、家具配置がしにくいかもしれません。
失敗は目に見えない部分に多い、事前に調べられことは事前に調べておきたい。
「失敗した!」の原因の中に「家の断熱性が低い」ことが原因の場合がおおく、断熱性の低い家は、夏は暑く、冬は寒くなり、冷暖房に頼らないと快適に過ごせません。また、家の中に結露が発生しやすくなります。
断熱性のよい家は、断熱材で家全体を隙間なく包み、窓には高断熱サッシをいれています。断熱材は目に見えない部分にあるため、事前に断熱対応している住宅か調べておく必要があります。また、間取りも将来のことも柔軟に対応できる家をお勧めします。
見える部分も見えない部分もよく考えて、「失敗した!」なんてことがないように、最適な住宅を購入したいですね。