鬼頭健吾・大庭大介・名和晃平による展覧会「FLARE」がロンドンにあるオニツカタイガーのTiger Gallery™で開催!

2024年10月10日から11月8日まで、ロンドンのオニツカタイガー Tiger Gallery™で、現代アート界で注目を集める鬼頭健吾、大庭大介、名和晃平による初のグループ展「FLARE」が開催されます。この展覧会は、オニツカタイガーとArt Intelligence Globalのコラボレーションプロジェクトとして、ファッションとアートの新たな融合を試みるものです。三者の異なるアプローチによって描かれる宇宙の物語や新たな表現方法が、鑑賞者を未知の世界へと導きます。「FLARE」展で繰り広げられるアートの世界を体験し、時代を超えたエネルギーの探求に触れてみてください。

鬼頭健吾・大庭大介・名和晃平が魅せる新たなアートの世界、「FLARE」展の開催

展覧会「FLARE」

イギリスはロンドンにあるオニツカタイガーのTiger Gallery™で、注目の展覧会「FLARE」が2024年10月10日から11月8日まで開催されます。この展覧会は、現代アートの最前線で活躍する鬼頭健吾、大庭大介、名和晃平の3人のアーティストによる初のグループ展であり、国内外から注目を集めています。オニツカタイガーとアートアドバイザリー会社Art Intelligence Globalの共同プロジェクトであるTiger Gallery™は、ファッションとアートの融合を目指し、ユニークなアート体験を提供する場として2022年にスタートしました。今回の「FLARE」展は、その第7回目の展覧会であり、個々のアーティストの独自の視点が組み合わさった新しいアートの世界が展開されます。

鬼頭健吾は、日常的なオブジェクトを使ったカラフルでダイナミックなインスタレーションで知られ、大庭大介は独自のマテリアルと描画技法を用いた絵画で新たな次元を創出し、名和晃平は「PixCell」などの革新的な彫刻作品を通じて感性とテクノロジーの交差点を探求しています。それぞれのアーティストが持つ異なるアプローチが、一つの空間に集結することで、鑑賞者に新しい発見と驚きを提供すること間違いありません。「FLARE」展は、彼らの作品が交差することで生まれるダイナミックなエネルギーを通じて、鑑賞者を未知の世界へと誘います。

アートと科学が交差する壮大な物語、展示作品の魅力

「FLARE」展では、鬼頭健吾、大庭大介、名和晃平の三者が、それぞれの独自の視点からアートと科学の交差点を描き出します。この展覧会は、宇宙の誕生から現代に至るまでの壮大な物語を、絵画、彫刻、インスタレーションといった多様な表現手法で体感させてくれます。

鬼頭健吾のインスタレーションは、フラフープや黒いチューブを使用し、無限に続く円環を描くことで、円と直線の哲学的関係性を表現しています。これらの作品は、禅の思想に基づいた「円は完全無欠でありながらも無であり、直線は精神的な道筋を表す」というコンセプトに触れながら、観る者を新たな次元へと誘います。

一方、大庭大介の絵画は、光を浴びることで色彩が変化する特別なマテリアルを使用しており、光と鑑賞者の動きによって生まれる視覚的な効果を最大限に引き出しています。彼の作品は、「二つの消失点から生まれる虹」というテーマのもと、光と時間の交錯を描き出し、鑑賞者に不確実な世界の美しさを体験させます。

名和晃平の彫刻作品は、デジタル時代を象徴する「PixCell」シリーズや「Prism」、「Trans」など、情報空間と物質空間の間に存在する独特の視覚体験を提供しています。今回の展覧会では、Onitsuka Tigerのスニーカーをモチーフにした新作も発表され、都市に生きる我々のリアリティを再解釈する作品として注目されています。

「FLARE」展は、これらの作品が融合することで、科学とアートが交差する壮大なストーリーを描き出し、鑑賞者を未知の世界へと誘う魅力的な空間を作り出しています。

太陽フレアからインスパイアされた新しい表現の探求

展覧会「FLARE」
Kohei Nawa, PixCell-Shoe#13 (L), 2024. Photography: Nobutada OMOTE © Kohei Nawa

「FLARE」展のタイトルには、2024年に発生した大規模な太陽フレアが深く関わっています。アーティストたちが本展の構想を練っている最中、世界各地で観測された強烈な太陽フレア現象が、偶然にも彼らの創作活動にインスピレーションを与えました。特に、名和晃平は、この現象を「天空のスペクタクルへのオマージュ」として捉え、アーティスト同士の創造的な旅路を象徴する「FLARE」というタイトルを提案しました。この展覧会は、太古のエネルギーでありながら未来を照らす存在である太陽をテーマに、時代を超えて変わらぬエネルギーと可能性を探求するものです。

鬼頭健吾のインスタレーションは、宇宙の膨張やエネルギーの拡散といったテーマを取り入れ、観る者に無限の循環とダイナミズムを感じさせます。一方、大庭大介の作品は、光の反射や屈折を用いて、まるで太陽のフレアそのものが視覚化されたかのような鮮烈な色彩の変化を生み出しています。名和晃平の彫刻は、太陽フレアのエネルギーの奔流を表現するために、従来のシリーズから一歩進んだ新しいアプローチを取り入れています。特に、Onitsuka Tigerのスニーカーを素材として使った新作は、人間の足元にある大地から天空に至るまでのエネルギーの流れを象徴的に表現しています。

「FLARE」展は、太陽フレアという自然現象からインスパイアされた新しい表現の探求であり、アートを通じて現代の私たちに根源的なエネルギーの存在を再確認させる特別な機会となっています。ぜひこの機会に、オニツカタイガーのTiger Gallery™で、壮大なアートの旅に足を運んでみてください。

新しい表現の可能性を感じさせる展覧会「FLARE」

「FLARE」展は、鬼頭健吾、大庭大介、名和晃平という3人のアーティストによる新たな試みとして、現代アートと科学の融合をテーマに展開されています。太陽フレアからインスパイアされた作品群は、時間と空間、エネルギーと物質の関係を深く探究し、鑑賞者を独自の視覚体験へと誘います。オニツカタイガーのTiger Gallery™で開催されるこの展覧会は、アートの枠を超えた壮大な物語と、新しい表現の可能性を感じさせる場として、見る者に新たなインスピレーションを提供することでしょう。

展覧会「FLARE」

会期:2024年10月10日(木) ~ 2024年 11月8日(金)
開廊時間:月曜-土曜11:30-18:00・日曜 12:00-18:00
会場:Onitsuka Tiger Regent Street, London Flagship
249-251 Regent St., London W1B 2EP, UK

「Tiger Gallery」ウェブサイト:https://www.onitsukatiger.com/gb/en-gb/p/tigergallery/london/
「Tiger Gallery」インスタグラム:https://www.instagram.com/tigergallery1949/