卵やうさぎがモチーフ!手作りのオーナメントで楽しむ「イースター(復活祭)」
今年のイースター(復活祭)は3月31日(日)です!
イースターは春分の日の後、最初の満月を迎え、次に来る日曜日とされているので、毎年日付が変わります。
十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストがその3日目に復活したことを祝う行事で、キリスト教の方にとってはとても大切な日です。
宗教とは関係なく、少しずつ日本でも定着しつつあるイースター(復活祭)、家族で楽しんでみるのはいかがでしょう。
どうして卵やうさぎがモチーフなの?
イースターでおなじみのモチーフといえば卵やうさぎ。どんな意味があるのか知っておくとまた楽しいですね。卵は新たな生命を生み出すという意味があり、死という殻を破って復活したキリストの象徴といわれています。
カラフルなたまごの色にも意味があります。例えば、赤はキリストの血を表していて、キリストの血によって世界や人類が救われるという意味が含まれています。ちなみに、
【赤】輝く太陽や幸福、情熱
【白】清浄と誕生、白紙に戻す、再スタート
【青】空と健康、平和と調和
【紫】神への忠誠心、信頼や忍耐
【金】富・神の存在、栄光や勝利
【黄】喜びと幸福
【緑】再生や永遠の命、希望、誕生、更新
【ピンク】新たな始まり、喜び、成功
【オレンジ】新しい日の夜明けや新しい季節、強さ
というようにそれぞれに意味を含んでいるのですね。
そして、多産で知られているうさぎは生命や繁栄、豊穣の象徴です。色だけでなく卵に描かれる模様や絵にもそれぞれ意味があるようです。色んな意味を込めて作るのもいいですし、好きな色で楽しい飾りつけをするのもいいかと思います。
手作りできるイースターオーナメント
家でも楽しめる可愛いイースターの装飾を作ってみましょう!今回はフェルトで作る卵と本物の卵を使ったの飾りの2種をご紹介します。
まずはフェルトの卵型オーナメント。
材料は好きな色のフェルト、刺繍糸、ポンポンを数種類準備します。卵型の型紙を作りフェルトをカット。
周りを刺繍糸でまつり(縫わずにボンドで付けることも可能)、ポンポンをボンドで付けます。
今回はポケットのように上部を開けておいて、中にチョコレートを入れてみました。上部に穴を開けて紐を通したら完成です。
これを形の良い枝に飾るとかわいくなります。枝は買ってきてもいいですが、我が家は子供と一緒に近くの公園で拾ってきたものを使いました。多少形が悪くてもご愛敬です!
ちなみに作った卵のオーナメントはエッグハント(たまご探しゲーム)といって部屋のあちこちにたまごを隠して、子どもが宝探しのような感じで遊ぶゲームをやるのにも使いたいと思っています。これも家族で楽しめそうなイベントです。
本物の卵を使った装飾
もう一つは本物の卵を使った装飾です。
たまごのお尻にフォークなどで5~6mmぐらいの穴を開けて、竹串で中の卵を潰し、少しずつ中身を出していきます(出した卵はお料理に)。中身が出たら洗って乾燥させます。
乾燥したら絵の具やペンで好きな色に塗って完成!ここに好きな絵や模様を描くとさらに可愛くなるかもしれないですね。
イースターの装飾で春を迎える準備を
宗教的にはあまりご縁のなかったイベントですが、近年よく目にするようになりイースターにも興味が湧いてきました。イースターの装飾はとにかく可愛い!卵にひよこ、うさぎ、植物、そしてカラフルな色が春を迎える準備だなという気持ちになります。オーナメントを手作りしたり、家族でゲームを楽しんだり、可愛いパーティー料理を作ったりと考えるのも楽しいですね。これからは毎年イースターをお祝いしたいと思いました。ぜひ、皆さんもやってみてはいかがでしょう。