大胆で明快な空間づかいのリノベーション!一日を通して太陽を感じられる開放感ある住まい

個人邸リノベーションや、団地・木造賃貸アパート再生、まちづくりリノベーションなど幅広い視点で豊かな暮らしづくりを提案すリノベーション業界のパイオニア「ブルースタジオ」。彼らが手掛けた東京都世田谷区にあるKさんご夫妻の住宅は、窓が3方向にあって明るく開放感が感じられる、Kさんご夫婦ふたりのための住まい。晴れた日は富士山も見えるという眺めの良さを生かし、広々とした空間でふたりの時間を楽しみたいというオーダーに応える住宅を目指しました。

広々としたLDKを中心とした大胆で明快な空間づかい

Via : https://www.bluestudio.jp/ | Photos: Yoshiyuki Chiba

眺望の良さを生かすべく、4LDKと細かく仕切られた間取りを大胆にもLDKを開口部に合わせて明快に空間に再構成。どこにいても窓からの景色が見られ、一日中日の光を感じられるような住まいとなりました。

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玄関を入ると広い土間があり、隣にダイニングスペースが広がります。日当たりも良く、屋外のテラスのような開放感のある雰囲気です。

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土間との間は壁で仕切らず縦ルーバーにすることで、開放感は残しつつ、程よい落ち着きを得られます。その先は、長さ3m35cm、奥行き90cmの大きなカウンターが特徴のキッチン。

本格的なグリルつきのコンロやビルトインのオーブンレンジ、ミーレの食洗機など、こだわりの調理器具が配置されています。

Photos: Yoshiyuki Chiba

窓際にはDJブースも設置され、暮らしの中に遊びが溶け込むように使われています。

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ダイニングとキッチンに続くリビングには、ふたりで寝転んでも余裕がある大きめのソファを配置。ソファに座って窓の外の景色を眺めたり、大きなプロジェクターで映画を見たりとお家時間を気の向くままに過ごすことができます。窓際に造作された棚に腰掛けることもでき、いろいろな居場所が設けられています。

ふたりの時間を楽しむとともに、「みんなの時間も大切にしたい」というのもおふたりの希望。広めのキッチンやソファは、お客さまが自由に料理をしたりくつろいだりできるような、開放的な雰囲気でもあります。

フレキシブルな来客スペース

Via : https://www.bluestudio.jp/ | Photos: Yoshiyuki Chiba

また、寝室横には来客スペースがあり、宿泊もできるようにもなっています。普段はテレワークのためのワークスペースとしても活用できるうえ、将来お子さんが生まれたときには、子ども部屋にもなれるフレキシブルなスペースです。

LDKと隣接する建具から向こう側の様子を伺うこともできるので、庭などの外部空間行き来するような不思議な感覚になります。

廊下を無くして空間を最大限に活用

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空間を広々使うために、あえて廊下を設けていないのもこの住まいの特徴のひとつ。そのためリビングの対面に寝室があるので、寝室のドアにはすりガラスを用いて、圧迫感が感じられない程度に仕切ることに。

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これによって空間の広がりを邪魔することなく落ち着きが感じられるスペースとなっています。ドアは観音開きにし、リゾートホテル風のドラマチックな演出をプラスしています。

どこにいても陽の光を感じられる開放的な空間

眺望の良さを開放的な空間で楽しめる、大胆な空間配置のリノベーション。仕切りを設けずに3面にある窓を最大限に生かした気持ちの良いオープンな空間です。朝日から夕暮れまで、1日を通して移り変わる陽の光とともにふたりの時間、そして友人たちとの時間も楽しめる贅沢な住まいです。