milanodesignweek

カッシーナやB&B、フォーリ・サローネで巡る有名ブランドのショールームや展示。

ミラノデザインウィークの期間中、ロー・フィエラのミラノサローネ本会場以外にミラノ市内のギャラリーやインテリアショップなどでもフォーリ・サローネとして様々な展示やイベントが催されている。その中でも毎年注目されている有名ブランドのショールームや展示内容を紹介する。

パトリシア・ウルキオラが作る世界観の展示「Cassina(カッシーナ)」

ミラノの中心地ドゥオーモからも近いサン・バビラ地区はファッションだけでなく、インテリアの有名ブランドのショールームが立ち並んでいる。そこでまず立ち寄りたいのはイタリアのインテリアブランドの雄「Cassina(カッシーナ)」だろう。

カッシーナは、パトリシア・ウルキオラが展示のキュレーションを手掛けた。イタリアらしい前衛的なデザインと職人技によるプロダクトのイメージがプレゼンテーションされている。

また、ピエール・ジャンヌレへのオマージュとしてル・コルビュジエが設計したインドの都市・チャンディーガルのイメージを踏襲。オマージュ・ア・ピエール・ジャンヌレのコレクションを発表した。

UPシリーズによるインスタレーションが圧巻の「B&B イタリア」

カッシーナの並びには同じくイタリアのトップ家具ブランド「B&B イタリア」のショールームがあり、今年はドゥオーモ広場にも巨大なインスタレーションを発表したガエタノ・ペシェによる「UPシリーズ」の50周年の特別仕様カラーリングでエントランスに並んでいた。

アントニオ・チッテリオやマイケル・アナスタシアデス、深澤直人など著名なデザイナーによる新作デザインが見られるのもB&B イタリアならでは。

水と空気のインスタレーションが綺麗な「ISSEI MIYAKE(イッセイ・ミヤケ)」

ミラノの「ISSEI MIYAKE(イッセイ・ミヤケ)」では、オランダ人デザイナーのヨーラン・ファンデルウィール ( Jólan van der Wiel ) による水と空気のインスタレーションを開催。

イッセイ・ミヤケの美しいファッションアイテムとともにインスタレーションを体験することができる。

Molteni & C(モルティーニ)+ DADA(ダーダ)

もともとシステム収納が得意なブランドとして確立した「Molteni & C(モルティーニ)」とそのグループブランド「DADA(ダダ)」はキッチン以外に家具もミニマルなデザインにシックなファブリックやカラーリングを纏っていた。

木に大理石など大胆なマテリアルの組み合わせは、日本ではなかなかお目にかかれないので新鮮に感じるが、ここイタリアでは当たり前のように存在し、その美しさには誰でも目を奪われる。

100周年を迎えるバウハウスをフィーチャーする「Knoll(ノル)」

今年もレム・コールハース率いるOMAが会場構成を手がける「Knoll(ノル)」は、100周年を迎えるバウハウスをフィーチャー。

バウハウスと関係性の深いミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェアやマルセル・ブロイヤーのワシリーなどを抽象化された空間に配置するインスタレーションは非常におもしろい。

「moooi(モーイ)」

例年はトルトーナ地区を会場にしているオランダ発の人気ブランド「moooi(モーイ)」は、ミラノの中でも毎年ユニークな展示が多いブレア地区のモスコヴァに会場を移しての展示。世界から高評価を受ける日本のデニムを「Moooi Tokyo Blue」としてインテリアに使用したり、絶滅動物シリーズに新しい製品を加えたりと革新的なデザインをプレゼンテーション。

また、マルセル・ワンダースがデザインした「BFFソファ」という新作ソファを発表した。

フォーリ・サローネで巡るインテリアブランド

ロー・フィエラのミラノサローネ本会場は、どちらかと言うとブランドとディストリビューターの商談の場の印象が強いが、フォーリ・サローネでの展示は純粋にデザインを楽しむことができる場所が多い。今年もミラノ市内はお祭り騒ぎのようで、街全体がデザイン一色になっていた。

#casa 編集部

#casa 編集部

住まうこと、個性的で豊かな暮らし方の紹介、建築家や著名人へのインタビューなど毎日更新中!

「暮らしとデザイン」をテーマにしたWEBマガジン「#casa」(ハッシュ・カーサ)。

casa

建売でも注文住宅でもないもうひとつの可能性 casa シリーズ。

機能、デザイン、コスト削減などを徹底して追求した、

完成度の高い住宅。