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casa cube(カーサ・キューブ)は人生に負担をかけない家

自分の家を建て新しい生活をスタートさせる瞬間は、誰もがワクワクして楽しみにするだろう。どんな家を建てようか、どんな風に家族で暮らすのだろうか。それぞれが理想の生活を思い描き、それの実現に近づけようとする。

しかし、現在の日本では新しく家を建てることが人生の負担になっていることが多い。新しい暮らしを始める祝うべきことが、どうして我々の負担になるのだろうか。

日本の住宅の寿命は25〜30年

現在、日本の住宅の寿命は25年〜30年と言われている。その計算では30歳の時に住宅を建てたとしても、55歳〜60歳の時に寿命を迎えることになる。やっと子どもが巣立ち始めようやく自分の時間を持てるようになった頃、家が危険信号を点滅させることになるのだ。

ほかの先進国の住宅事情をみても、これほど寿命が短い住宅はほぼない。欧米を旅行されたことがある方なら想像つくかもしれないが、日本と比べ欧米では新しい住宅をみる機会が少ない。日本ではいたるところに建設中の住宅をみることができるが欧米ではほぼそれがなく、あるのはリフォーム中の住宅。

ライフスタイルに合わせて家をリフォームし、自分の代だけでなく子どもや孫の代まで長く使われることが一般的だ。よく旅番組などでも、「この家は家族代々住んでいる」と古くから同じ家に住み続ける様子を見られる。

新しい家を建てては取り壊し、寿命の短い住宅を量産するのではなく、1つの家をライフスタイルに合わせて修復しながら長く暮らすのが一般的なのだ。

住宅ローンの不安も

日本で新しく住宅を建てようと思うと、大きな不安要素となるのが住宅ローン。多くの人が何千万円という金額を35年ローンで組むというのに、払い終える頃、あるいは払い終える前に住宅の寿命が来てしまう。

子どもに家を残せないだけでなく、数年は負債のみが残るという状態になってしまうのだ。果たして、日本の住宅はこのままで良いのか。住宅の寿命を伸ばし、今より安価で機能的に、子どもに残せる住宅をつくりたいという思いから、casa cubeが考案された。

casa cubeを考案

現在の日本の住宅が抱える問題の解決を目指し、casaプロジェクトが考案したのが「casa cube」。ローンで苦しまないよう、なるべくコストは抑えて最小限に、機能的でデザインも美しいものを目指し、200年住み続けられることを目標に家の仕組みを考えた。

コスト削減

費用を削減しようと考えた結果、「無駄」をなくすことに。日本の家づくりにおける基本サイズを元に設計し、建材費、運搬費、現場での作業の無駄を削減した。

建材もメーカーから直接工務店に届けることで商社や問屋の中間マージンを省き、casa cubeは建設において無駄な凹凸がない四角い家で部材のほとんどを工場でカットできるため、現場の効率も上がり工事費のコストもカット。

人件費においても、建設手順を1日単位で定めたことで工期を短くすることに成功。人件費を削減することができたのだ。

機能的でデザインも美しい

casa cubeは窓がないことが特徴的だが、実は機能的に優れている。大きな窓を設置すると構造がもろくなるため太い柱を必要としたり、熱効率が悪くなるため断熱性に関しても余計なコストがかかったりするのだ。

そこでcasa cubeは大きな窓を設けないデザインにし、採光は天窓から、室内の熱も逃さない上に換気システムによって夏も冬も快適に、そして細いスリット窓から人が侵入できないことから、防犯に関しても優れている。

200年住み続けられる

casa cubeは四角で構成されたシンプルなつくりの住宅であるため、地震対策に適した住宅とも言える。壁でも柱でも支えているため、強い地震にも耐久が可能。

外壁に使っているのは劣化しにくく火にも強い材質で、国土交通省の「防火認定」を受けたオリジナルのもの。そして大きな窓がないことから台風などの強風にも強いことが特徴だ。

人生に負担をかけない家

家族が長く安心して暮らせる家を目指し、考案されたcasa cube。人生に負担をかけず、一緒に年月を過ごせる住宅が日本でも欲される時にきている。

これまで当たり前だった住宅のあり方を考え、長く生活できる家づくりを考えてみてはいかがだろうか。

あべまなみ

あべまなみ

新潟県出身、横浜在住のフリーライター。中学時代にサックスを始め、自身もジャズを演奏することから、20歳のアメリカ留学時に単身でメンフィスとニューオーリンズへ。初めての一人旅で自分の可能性や新しい発見に出会える楽しさに気づき、その後「旅」にハマる。

2017年12月現在、渡航国は24カ国。好きなものはお酒といちご。

casa cube

いつまでも誰にとっても美しい、

シンプルな四角い家