東京・大手町に誕生したアマン初の都市型ラグジュアリーホテル「アマン東京」

2014年12月22日にオープンした、アマン初の都市型ホテルとなる「アマン東京」(AMAN TOKYO)。27件目となる「アマン東京」が位置するのは、意外にもオフィス街として知られる大手町だった。

同ホテルの設計を手がけたのは、建築家ケリー・ヒル氏。その土地の環境を大切にし、伝統文化の継承を尊ぶアマンの姿勢を貫き、日本の建築を随所に取り入れた空間演出となっている。

開放感あるロビーフロア

高層複合ビル「大手町タワー」の33階から38階部分。大都会の中で、ラグジュアリーなリゾートを体験できるというのだから驚きだ。

33階まで上がり、エレベーターを出ると開放感あるロビーフロアが広がっている。

思わず上を見上げてしまうこちらのフロアは、なんと高さ30m。周りは外と室内の間を取り持つ板張りで囲まれており、上部には白い障子が使われている日本らしさを感じるデザインだ。

天井部から温かい光が差し込み、フロア全体が明るく優しい雰囲気になっている。

中心には巨石の置かれた石庭と生け花を据えた池を設置。大都会東京にいながら、早くもその喧騒を忘れさせるような空間づくりに驚かされる。

和の趣を感じる極上の部屋

客室はスイートを含み、35階〜38階の4フロアに全84室。一般的なスタンダードルームにあたる「デラックスルーム」は、都内最大の71㎡の広さを誇る。

そのほか「プレミアルーム」(80㎡)、「デラックスパレスガーデンビュー」(71㎡)、「コーナースイート」(121㎡)、「スイート」(141㎡)、最も広い「アマンスイート」(157㎡)まで、全6種類の部屋がある。

目の前に広がるのは、外苑の森と東京の大パノラマ。緑溢れる自然と合わせて、東京の街並みを一望することができる。

室内には、和の趣を感じる木や和紙や石などの日本由来の建築素材を使用。縁側や障子、畳が取り入れられている点でも、どこか昔ながらの日本家屋らしい懐かしさを感じられ、部屋には優しい木の香りが広がっている。

また一方で、最新技術を駆使したテクノロジーを融合。伝統的な日本家屋のスタイルを取り入れている一方で、ビルトインのテレビや無線高速インターネットなどを備える。

木の香りが広がるバスルーム

日本らしさは、バスルームにも現れている。日本人には欠かせない「お風呂」は、ゆったり肩までお湯に浸かれる深めの浴槽を全室に完備。和の香りを取り入れ、和紙で包装されたオリジナルのアメニティも備え付けられている。

椅子や桶は伊勢神宮の木を使った宮大工の作り。腰掛けや桶からも優しい木の香りが香ってきて、思わず東京にいることを忘れてしまいそう。

大パノラマの絶景ロケーション

部屋の中央に位置したベッドは、文句なしに抜群の寝心地。目の前の大パノラマは夜になるとまた幻想的な雰囲気になるため、ぜひカーテンを開けて夜景を楽しんでほしい。枕元にあるコントロールで、カーテンの開け閉めが可能だ。

ベッドの奥に見えているのは、大きな書斎。広々としたスペースが設けられており、この素晴らしいロケーションの中では仕事もはかどるのではないだろうか。

東京でリゾートを感じられる場所

世界展開するアマングループが、初めて日本に進出した「アマン東京」。海外のリゾートホテルとは少し違う、大都会の中に創造された日本らしい落ち着きのあるリゾート感を感じられる唯一の場所のようにも感じられる。

ぜひ一度、足を運んでみてはいかがだろうか。

アマン東京

電話:03 5224 3333
URL:https://www.aman.com/ja-jp/resorts/aman-tokyo
住所:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-5-6 大手町タワー