ミラノの景観から学ぶ、エコロジカルな植物をエクステリアとしてお家に取り入れて見ませんか?

「都会と自然の共存」そんな言葉がしっくり来るのがイタリア・ミラノの街角の景観。

ミラノでは道路脇に植えられた植栽や、住宅の窓から顔をのぞかせる可愛いプランターに植えられた花など、住宅や環境のエクステリアとしても植物が使われる。それと同時に、ミラノではひどい大気汚染が問題となっており、エコロジーとしてもマンションのテラスに植えられた植物の効果は大きい。

また、住宅からオシャレなショップ、レストランなどで、つる性の植物などを壁に絡ませてエクステリアとして取り入れる形もミラノではよく見られる。

都市の空気清浄化にも効果的なエコロジカルな植物。

植物は空気中のCO2ばかりでなく、大都市の交通機関が輩出するさまざまな微粒子まで吸収してくれる。つまり、都市全体の空気浄化にも大きく貢献することが期待できる。

また、部屋のすぐ脇にある植物は光合成によって適度な湿気をもたらしてくれるので、一年を通してとても住み心地のよい環境を住む人に与えてくれるというメリットもある。

エコとしてもエクステリアとしても楽しめるプランターの植栽。

ミラノの建物は古い街並みが多く、木の根が建物を痛めないようにと鉢植えやプランタータイプの植栽がよく見られる。室内にもハンギングプランターと呼ばれる、鉢やバスケットを吊るしたプランターなどがあり、室内スペースを有効活用しながらエクステリアとしても楽しめる。

通気性や排水性が良いので手軽に簡単に始められるのも嬉しい。プランターは、日本ではプラスティック製のもが主流だが、金属や木製の素材など、形も素材もバリエーションに豊か。遊び心を取り入れてお洒落にエコロジーを楽しむ事ができる。

デザイン・形・色・素材、遊び心を取り入れたエコロジーな鉢植え。

鉢植えはシンプルな物から「化粧鉢」と呼ばれる薬を鉢に塗ってから焼いた鉢、塗り鉢とも呼ばれカラフルなものからユニークなデザインの物まで、オシャレでデザイン性が高い物が多いのも特徴。熱は通しにくいが通気性は悪いため、観葉植物など生命力の強い植物が適しており、草花の栽培には向かない。重厚感があり高価な鉢は、デザイン性に凝りたい方に人気がある。

 

見る目も楽しませてくれ、エクステリアとしても最適な植物。また、生き物として成長してゆく過程や、育てる楽しみもある。植物と都市の新たな関係として、エクステリアに植物を取り入れてエコロジーを楽しんでみては如何だろう。