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福岡の人気雑貨店「B・B・B POTTERS」オーナー石井風子さんが大切にしている暮らしのデザインとは!?

毎週月曜日に立山律子がお送りする福岡のラジオ放送CROSS FM「DAY+」。「#casa(ハッシュカーサ)」の枠に今回ゲストとしてお越しいただいたのは、「B・B・B POTTERS」のオーナー、石井風子さんです。

 

B・B・B POTTERSとは

B・B・B POTTERSとは、福岡市薬院にある石井さんがオーナーを務める人気の雑貨店です。シンプルな作りだけれど機能性があって丈夫。使う人が日々にこだわりをもって、心豊かな生活ができるような、そんな手助けができる道具を提供しているお店です。

B・B・Bの意味は、「Brew(淹れる)」「Bake(焼く)」「Boil(茹でる)」のそれぞれの頭文字からきているのだとか。

また、2018年には福岡県糸島市に「bbb haus(スリービーハウス)」という海辺のゲストハウスをオープン。「bbb haus」の3つの「b」の意味は、「bed(宿泊)」「breakfast(朝食)」「beach(海岸)」。B・B・B POTTERSの雑貨が使用され、日常から離れて思い思いに過ごせる理想の空間を実現させました。

 

石井さんが大切にしている暮らしのデザインとは?

まずは「#casa(ハッシュカーサ)」の定番の質問から伺うと、石井さんは「時代が変わっても錆びないデザインが、デザインのいいところだと思います」と回答してくださいました。

企画ディレクターとして小石原焼とコラボデザインもした石井さんですが、古いものと新しいものを共存させていく作業は楽しいと言います。家具や器も同じで、古いものに現代のスパイスを加えることで昔よかったとされたものが現代に蘇る感覚や、あえて古い美術館に行くのも好きなのだそう。

なかでも東京の「庭園美術館」の中にあるウィンターガーデンがおすすめで、タイル張りの温室の中に植物だけが置いてあるデザインを見て衝撃を受けたそうです。

植物を置いておく部屋というためだけに「ウィンターガーデン」という名前をつけて、床もタイル張りにしてしまう余裕と遊び心がすごくいいなと語ってくださいました。

 

お気に入りのインテリアグッズや雑貨は?

石井さんが注目しているのは、ジャンプルーヴェというフランス人が作ったCITE ArmChair(シテ・アームチェア)という椅子だそう。スチールとレザーとファブリックを合わせた素材で出来ており、そのコントラストが美しいのだとか。

ジャンプルーヴェはもともと学校の椅子などを作っていた人で、どちらかというとプロダクト寄り。業務用の無機質な椅子を作っているそうですが、その中にも温かみを感じられると言います。

石井さんは「業務用」というものに惹かれやすいそうで、リラックスして座る椅子よりも、いい緊張感を持って座ることができるCITE ArmChair(シテ・アームチェア)が気になっているそうです。

 

B・B・B POTTERSに置くグッズの基準は?

超高級なお皿などを日常使いできるかと言われたら、決して誰しもがそうではないもの。石井さん曰く、基本的には「使って楽しい機能性とデザイン」というものを一つの基準として、そこに適正価格とのバランスを見て判断していると言います。

「ライフスタイルショップ」という言葉がない時代から衣食住を横断するアイテムを扱ってきたB・B・B POTTERSですが、オープンして28年経った最近に、時代が追いついてきた感覚を感じたそうです。28年前は「おしゃれなお店はおしゃれな人が行くもの」というイメージが強かったけれども、今は福岡全体がどんどんおしゃれになっていっており、感度が高くなっている様子を感じると言います。

B・B・B POTTERSは幅広い年代に支持を受けており、20代後半〜80代の方まで男性・女性と偏りなくご来店いただいているのだそうです。

 

素敵な空間を作る工夫やコツは?

石井さんが言うには、自分の好きなものを一つずつ揃えていくのが良いのだとか。例えば一つ好きなものを部屋に置いたら、その置いたものに対して自分が好きで相性が合うものはどんなものだろう?と吟味して購入する。

一度に一気に間に合わせで大量購入するのではなく、一つずつ好きなものをコーディネイトしていきながら集めていくと、気づいた頃には素敵な空間が出来ているのではないかと言います。

一人暮らしの始めなどは必要に狩られてインテリアにマッチしないものまで買ってしまい、その後仕方なくそれを置いたままにしてしまうこともありますが、そういったことにならないよう、一つずつ選んでいくことが大切なのだそう。「好きなものが見つかるまでの無い時期も待つ、楽しむ」ということがコツなのだとか。

 

ゲストハウスをオープンした経緯は?

福岡県糸島市にオープンした海辺のゲストハウス「bbb haus(スリービーハウス)」。石井さんは一体どのような想いを胸にこのゲストハウスをオープンさせたのでしょうか?

福岡で30年近く物を売る物販のお仕事をされてきた石井さん。雑貨から始まってインテリア、家具と幅広く展開してきましたが、ふと「物を売っているだけでいいのだろうか?」という疑問が生まれてきたそう。実際に物に触れて体感していただいてから、改めて欲しいと思ってもらえる空間を作りたいと思い、ゲストハウスをオープンさせたと言います。

 

海辺に決めた理由は、一目惚れ

すぐ近くにはビーチがあり、建物自体も素敵なbbb haus(スリービーハウス)ですが、もともとはとある企業の保養所をリノベーションされたそう。

そこに建てようと思った決め手は、石井さんが実際に足を運び、自身の目で周りの景色を見て惹かれたからだと言います。ちょっとした小道を抜けると、一気に視界がひらけて海が広がる。素敵なロケーションに「一目惚れした」「ここだ」と確信したと笑顔で語ってくださいました。

 

オススメの過ごし方は?

大人の方は静かに過ごして、「何もしない」をしに来るそう。

家にいると「何もしない」を意識しても、やはりどこかで焦燥感や義務感が出てしまい体が動いてしまうけれども、bbb haus(スリービーハウス)にはテレビもなく、空と海と風や鳥の鳴き声などしかないため、「何もしない贅沢」が味わえる環境が整っていると言います。

石井さんは、福岡在住の方でもbbb haus(スリービーハウス)を訪れる方は多く、わざわざ海外などの遠いところに行かなくても、近くにこんなにリラックスできる場所があるということを伝えたいそう。

ほかにも小さなお子様がいらっしゃる方向けにファミリーデイを月に何日か設けており、静かに過ごしたい大人だけでなく、子供たちも自然に触れてのびのび成長していってほしいという思いから、客層に合ったプランを設定しているそうです。

 

石井さんにとって人生とは

暮らしを豊かにするグッズを揃えたB・B・B POTTERS、そしてそんなグッズを実際に使って自然と一体になれる心地のいい空間をbbb hausというゲストハウスを通して展開している石井さんにとって、「ライフイズ◯◯」の空白に入る文字とは一体どんな言葉なのでしょうか?

二つの店舗を手がけて感じたことは、調和。「ライフイズハーモニー」だと言います。色々な物事を調和させていくことは大事なことだと感じたそう。

そんな石井風子さんがオーナーを務めるB・B・B POTTERSとbbb hausへ、ぜひ足を運んでみてください。きっと調和に溢れた心地のいい空間を堪能できるはずです。

 

毎週様々なジャンルのスペシャリストが登場するラジオ版の「#casa(ハッシュカーサ)」。聴き逃した方はRadiotalk でもお楽しみ頂けます。

【8/12】石井風子さん(BBB POTTERSオーナー)

【8/19】石井風子さん(BBB POTTERSオーナー)

キタトモミ

キタトモミ

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。

「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。

見たことないもの、食べたことないもの、未知なるものを自分の体で確かめることにワクワクします。

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