インドネシア・バリ、ロンボク島に世界初のバンブー建築のスタバがオープン!

インドネシア・ロンボク島に、世界初の竹製スターバックスが誕生!急成長を遂げるロンボク島で、サステナブルな建築の新たな可能性を示すこの革新的な店舗は、日本人のBambooアーティスト岡崎氏率いる「Bamboo Lab」が設計・施工を手掛けました。自然素材である竹の温もりと、モダンなデザインが融合した唯一無二の空間は、訪れる人々を魅了します。

世界初!竹で作られたスターバックスがロンボク島に誕生

インドネシアの人気リゾート地として知られるバリ島の隣に位置し、「第二のバリ島」として近年急速な発展を遂げているロンボク島。この注目の島に、世界中でおなじみのコーヒーチェーン「スターバックス」の、これまでにないユニークな店舗がオープンし、話題を集めています。

なんと、この新しいスターバックスは、主要な建材として「竹」を使用した、世界で初めてのバンブー建築の店舗なのです。バリ島ヌサドゥアの開発を手掛けたインドネシア政府の観光開発公社(ITDC)も開発に携わるロンボク島マンダリカ経済特区内に、「スターバックス クタマンダリカ(Starbucks Kuta Mandalika)」として誕生しました。

美しいビーチや豊かな自然が魅力のロンボク島に現れた、サステナブルでありながら洗練されたデザインのスタバは、訪れる人々に驚きと特別なコーヒー体験を提供します。

この画期的な試みは、単なるカフェのオープンにとどまらず、環境に配慮した建築の新たな可能性を示す象徴的な出来事と言えるでしょう。インドネシア旅行、特にバリ島からの足を延ばして訪れる価値のある、新しいランドマークの誕生です。

日本人アーティスト率いる「Bamboo Lab」が実現した自然と調和する空間

この世界初のバンブー建築スターバックスの設計・施工を手掛けたのは、インドネシア・ロンボク島に拠点を置く「Bamboo Lab Architect社」です。特筆すべきは、同社の代表を務めるのが日本人のBambooアーティスト、岡崎氏であること。日本の繊細な感性と革新的なアイデアが、このプロジェクトに注ぎ込まれています。

2020年に設立されたBamboo Labは、バンブー建築のリーディングカンパニーとして急速に評価を高めており、ロンボク島最大級のバンブーレストラン「Milky Wave」をはじめ、ビーチクラブやリゾートホテルなど、数々の印象的な建築物を生み出してきました。今回のスターバックス クタマンダリカでは、竹本来の持つしなやかさと驚くほどの強度を最大限に活かしたデザインが特徴です。

店内に入ると、天井までダイナミックに伸びる竹のアーチ構造が目を引き、広々とした開放的な空間が広がります。自然素材ならではの温もりと、光と風が通り抜ける心地よさが、訪れる人々を優しく包み込み、特別なリラックスタイムを提供してくれるでしょう。

単に珍しいだけでなく、竹というサステナブルな素材を用いることで環境負荷を抑え、ロンボク島の豊かな自然景観と美しく調和する建築を実現している点も、このスタバの大きな魅力です。

急成長するロンボク島で注目される、サステナブルなバンブー建築の未来

今回の世界初のバンブー建築スターバックスが誕生したロンボク島は、インドネシア政府によって観光経済特区に指定され、「第二のバリ島」としてのポテンシャルに大きな期待が寄せられています。国際的なバイクレースが開催されるマンダリカ・サーキットの開業を皮切りに、大型ショッピングモール、五つ星ホテル、テーマパークなどの開発計画が次々と進行しており、まさに急成長の渦中にあります。

このような急速な開発が進む中で、Bamboo Lab Architect社が手掛けるバンブー建築は、環境負荷を抑えつつ地域の魅力を高める持続可能な開発モデルとして、ますます重要性を増しています。竹は成長が非常に早く、わずか数年で建材として利用できる強度と弾力性を備えた、優れた再生可能資源です。Bamboo Labは、この竹の特性を最大限に活かし、調達から加工、建築に至るまでの一貫したサプライチェーンをロンボク島内で確立。

これにより、独創的で美しい建築物を生み出すだけでなく、地域の雇用創出にも大きく貢献しています。その取り組みはさらに拡大しており、2025年4月にはインドネシア観光開発公社(ITDC)と共に、タンジュアンビーチのビーチフロントにおける5つ星ホテルの建設プロジェクトが決定しました。このプロジェクトは日本やドバイの企業も参画する国際ジョイントベンチャーであり、ロンボク島の観光インフラを飛躍的に向上させ、地域経済の活性化を後押しするものと期待されています。

今回のスターバックス クタマンダリカのオープンは、竹という素材が持つ無限の可能性を世界に示し、サステナブルな建築の未来を明るく照らす、重要な一歩となるでしょう。Bamboo Labはこれからも、バンブー建築の革新を通じて、環境と調和した独創的な文化をインドネシア、そして世界へと発信し続けます。

環境に配慮したこのユニークなスタバ

世界初のバンブー建築のスターバックスがロンボク島にオープンしたことは、サステナブルな建築の新たな潮流を示す画期的な出来事です。日本人のBambooアーティスト「Bamboo Lab」の技術と創造性によって実現したこの美しい空間は、自然と調和した未来の建築のあり方を提示しています。急成長するロンボク島において、環境に配慮したこのユニークなスタバは、観光客だけでなく地元の人々にとっても魅力的なスポットとなり、ひいては地域全体の価値向上にも貢献するでしょう。

Starbucks Kuta Mandalika

所在地:インドネシア・ロンボク島 マンダリカ経済特区
情報提供:株式会社ロンボク島 (https://lombok-landbanking.com/)