
美味しく健康に!漢方薬局の薬膳レストランで内側から体質改善!
冷え性や体質改善に悩む方にとって、食事を見直すことは重要なステップです。その一つとして、漢方の考え方を取り入れた薬膳料理は、美味しく楽しみながら健康をサポートしてくれる理想的な方法かと思います。今回は、実際に漢方薬局のカウンセリングを受けた後、薬膳レストランで体を温める食事を体験した内容をお伝えします。
漢方薬局でのカウンセリング体験
長年の冷え性に悩まされ、今年の冬は特に足先のしもやけが治らない状態に。そこで、以前から気になっていた漢方薬局に足を運び、専門のカウンセリングを受けることにしました。
カウンセリング内容
表参道にある「日本堂」でのカウンセリングでは、以下のような質問がありました。
- ・どのような症状がいつから出ているのか
- ・睡眠や排便、生理の状況
- ・生活スタイルや食事の状況
- ・舌の状態(色、苔の付き具合、ひび割れの有無)
約1時間半のカウンセリングの後、個人に合った漢方薬を提案され、今回は液体の漢方薬を試すことに。また、食材の性質を5段階に分類した一覧表もいただき、体質改善のための食事選びの重要性を実感しました。
体を温める食材とは?
漢方の考えでは、食材には「温めるもの」「冷やすもの」があり、冷え性の方には以下のような温める食材が推奨されます。
ナツメ、クルミ、カボチャ、ネギ、栗、鮭、鶏肉、黒酢など。
これらを意識的に摂取することで、体の内側から温め、冷え性改善に役立てることができるかもしれないです。
逆に体を冷やす食材は以下のようなものがあります。
ひじき、昆布、ニガウリ、たけのこ、れんこんなど
食材の性質を知り、体に与える影響を知り、食材選びの参考にしていくと健康な体作りに役立ちそうですね。
漢方薬局の薬膳レストランで食べる漢方
カウンセリング後、より実践的に体を温める食事を取り入れたいと考え、薬膳レストランでランチをいただくことにしました。たまたま予約せずに入れましたが、いつも満席で並んでいる方も多いようです。この日は体を温めることをテーマになつめと貝柱のお粥とサラダ。
サラダは野菜に海藻、ナッツやスーパーフード、ドレッシングを自分で選び自由にアレンジできるサラダバースタイルで、満足できる量のサラダが食べられるので嬉しいです。食材にも「美肌」「冷え」「疲れ」などどんな目的で食べたいか書いてあるので参考に。
目的に合わせて食べられる薬膳鍋メニューを見て気になったのが、美肌、デトックス、滋養強壮のテーマに分かれた薬膳鍋。また後日この鍋を食べに訪問し、体を温めるのに良さそうなデトックスセットを注文してみました。血液を補い冷え性の改善にも効果が期待できる鶏白湯のスープ、血液を巡らせ冷えや血行不良、ストレスの軽減にも効果があるスパイスと生薬がきいた辣湯スープ。
デトックス効果のある食材に生薬が組み合わさって食べる漢方薬という感じです。まずは数種類のキノコをたっぷりいただき、サツマイモ、大根、キャベツ、もやし、きくらげ、豆苗などたっぷりのお野菜を入れ、そこに豚肉とエビ団子をさらに追加してボリューム満点です。
辣湯スープの方は唐辛子がたくさん入っていてかなり辛く、そのおかげか体もぽかぽかしてきました。一緒に行った友人もその日の午後は体がずっとぽかぽかしていたというぐらい2人とも効果を感じました。
漢方薬局のカウンセリングと薬膳レストランでの食事を通じて、食材の力を活かした体質改善の大切さを実感しました。特に、冷え性で悩む方には、日常の食事から「温める食材」を意識的に取り入れることがおすすめです。
また、薬膳料理は健康のためだけでなく、味も美味しく、楽しみながら続けられるのが大きな魅力。これから寒さは落ち着いてきますが、夏は冷房で体が冷えるという方も多いはず。ぜひ薬膳鍋や薬膳粥を取り入れて、体の内側から温める習慣を作ってみてはいかがでしょうか?
二ホンドウ漢方ブティック 新日本堂青山店
電話:03-5774-4193
住所:東京都港区南青山5丁目10-19真洋青山ビル1F
(地下1階に薬膳レストラン10ZENがあります)