「casa amare(カーサアマーレ)」は日本の平屋の間取りを良さを取り入れた住まい
欧米様式の住宅が多く輸入される現代ですが、古くからある日本の間取りも見直されています。その中でも、平屋に見られるシンプルな暮らし方は脚光を浴びています。丁寧な暮らしを望む方の要望に応えるべく企画されたのが、「casa amare(カーサアマーレ)」です。「casa amare(カーサアマーレ)」が大切にしている方針に加え、それを実現するために採用している手法に着目してみましょう。
casa amareが大切にしていること
casa amareが大事にしているのは、日本人の心です。古来から受け継がれてきた住まいには、日本の気候を考慮した切妻屋根や深い軒があり、周囲の住民とのコミュニケーションを助ける縁側や広い玄関があります。そして、それら一つ一つのパーツは洗練され、シンプルでいて使いやすい作りになっています。これは、機能を重視しつつ、デザイン性がある現代の住宅にも通じるところがあり、伝統が革新や美しさにつながっています。casa amareは、これまでの日本の住宅に見られる長所を生かしつつ、耐震性や耐久性を加えることで、住まいの快適さや安心を提供できているようです。
casa amareが着想を得ているものとは
casa amareで手掛ける住宅は、日本建築の間取りに用いられてきた「大和比」をもとに作られています。欧米の建築物には1:1.1618の「黄金比」が採用されています。黄金比で建てられた建造物として、ギリシャのパルテノン神殿やフランスの凱旋門、エジプトのピラミッドを挙げることができます。対して日本では、大和比である1:1.414が用いられています。これは、正方形を斜めに2分割したときにできた直角二等辺三角形の辺の長さの比と同じです。実は、用紙のサイズであるA判・B判も大和比になっています。
美しい大和比の建築物の代表格といえるのが、伊勢神宮かもしれません。casa amareはこの伊勢神宮の大和比に着目し、平屋造りでしか表現できないといわれた美しさを二階建ての住宅に実現し、実用性を兼ね備えた家を作り上げました。
casa amareは素材にもこだわる
casa amareは、日本の風土で快適な暮らしができるよう、素材も厳選しています。採用しているのは、主に杉材です。床には厚さ30ミリの杉の無垢板を採用し、外壁にも杉材を用いています。杉の利点は、やわらかさがあり、保湿や調質効果が期待できることです。また、シックハウス症候群にならない素材で、アレルギーがある方や小さなお子さんがいる方に好評です。素材の美しさを際立たせるため、柱や梁などはあえてむき出しのままにしているほか、内壁には湿度を吸収する珪藻土を配合した天然素材を使い、玄関部分は家の顔としてバーナー仕上げの御影石をしつらえています。自然素材の持つ本来の良さを実現しているのが、casa amareといえるでしょう。
日本の平屋造りの間取りのメリットを生かした「casa amare(カーサアマーレ)」
casa amare(カーサアマーレ)は、日本に脈々と受け継がれてきた平屋の間取りをお手本に、快適な住環境を提供しています。単に、日本の風土や環境を大事にするというだけでなく、最新技術も取り入れ、心地よく安心して暮らせる家造りを進めているのが特徴です。家の構造に大和比を採用し、日本の気候にマッチした杉材をはじめとする自然素材を使うことで、美しくも実用的な住宅に仕上がっています。