「mobile casa(モバイル・カーサ)」は多拠点居住を実現できるトレーラーハウス

基礎工事が不要で、どこにでも移動できる家があったら、便利ですよね。トレーラーハウスは、車輪付きの建物で、牽引車により好きな場所に移動できます。車の中に住むと聞くと、一般的に狭苦しさや不便さを想像しがちですが、「mobile casa(モバイル・カーサ)」というトレーラーハウスは、居住性や機能性において一般家屋に引けを取らないと言われています。

mobile casaの工法と設備

一般的な車両は、断熱性や遮音性が低く、居住には適していません。従来型のトレーラーハウスも、一時的な滞在を目的とした簡素な造りのものが多く、長期間の使用には適していないと言われていました。しかし、mobile casaは、木造住宅と同様に柱と梁を組む在来工法により設計されているうえ、外壁や屋根にも一般住宅と同質の素材を用いており、耐震性のみならず、断熱性や防音性にも優れた構造となっています。また、大地にしっかりと固定するメソッドも確立されていて、かなりの強風にも耐えられます。mobile casaの設備も充実しており、エアコンや換気扇を完備しているのです。

mobile casaの室内

mobile casaは、8畳のコンパクトなスペースをフルに生かした空間になっています。リビングスペースと洗濯機の上部に設置されたロフトにベッドが設けられ、大人2~3人が寝られるスペースを確保しています。スタイリッシュな窓も特徴的で、採光や眺望にも配慮がなされた造りと言えるでしょう。上下に仕切りを付けないことから、エントランスから室内を一望できて、広々とした感覚を享受できるのです。

設置場所を自由に変えられる多拠点居住型の住処として活用!

mobile casaは、コンパクトなサイズで、大型トレーラーハウスのようにある程度道幅がないと設置できないという不便さを克服しています。自家用車で牽引して自分の好きな場所に移動し、飽きるまで居住できるという自由気ままな生活をエンジョイできるのです。リモートワークが可能な仕事なら、夏は冷涼な高原や海辺、冬は温暖な南方の離島など、あちこち移動する多拠点居住型の生活を営めるでしょう。また、自宅敷地内の空きスペースにmobile casaを置いて、書斎や子ども部屋としても活用できます。時には、家族と離れて一人だけホッとする場所を確保できたら、家族間のコミュニケーションもスムーズになるかもしれませんね。

mobile casaは固定資産税がかからない

mobile casaは、建築物ではないため、建築基準法の適用を受けませんし、固定資産税もかかりません。トレーラーハウスは、動産として扱われるのです。また、建ぺい率や容積率の制限もなく、土地の面積を気にせず建てられます。

生活を豊かにする「mobile casa(モバイル・カーサ)」

従来は、家と言えば半永久的に地面に固定され、生活が土地に固定されるものと決まっていました。しかし、「mobile casa(モバイル・カーサ)」を用いた多拠点居住型の生活が可能になれば、様々なしがらみから解放され、より自由で快適な生活を営めるでしょう。高い賃料や住宅ローンに束縛されず、自分を生かす他の分野に自己資金を投資できるのです。また、自宅の庭に置いて、プライバシーを確保する手段としても非常に有効と言えるでしょう。