鶏の旨みが染みたごはんが絶品!パクチーが良いアクセントにもなる「シンガポールチキンライス(海南鶏飯)」
シンガポールの名物料理として知られる「シンガポールチキンライス」。最近ではシンガポールチキンライスの専門店があるほど、日本でもポピュラーな存在になりつつある一品です。その作り方はシンプルで、茹でた鶏肉とその茹で汁で炊いたご飯、きゅうりやニンジンなどの生野菜が添えられたものが一般的となっています。今回は鶏の旨みが詰まった茹で汁で炊いたご飯に、茹で鶏をさらにカリッと焼いて甘辛いタレを絡めた照り焼きを合わせた食べ応えたっぷりのレシピとなっています。
「シンガポールチキンライス」のレシピ
(2人分)
・鶏もも肉 400g
【A】
・しょうが 40g
・長ネギの青い部分 1本分
・ニンニク(つぶす) 2かけ
・パクチーの根(よく洗って十字に切り込みを入れる) 3本分
・塩 小さじ1/2
・薄口醤油 小さじ2
・ナンプラー 大さじ1
・オイスターソース 小さじ1
・水 1ℓ
【B】
・薄口醤油 大さじ1
・ナンプラー 大さじ1
・黒糖 大さじ2
・ミリン 大さじ2
・酒 大さじ2
・小麦粉 適量
・サラダ油 大さじ1
・鶏スープの炊き込みご飯 1.2合分※
・パクチー(ざく切り) 適量
・きゅうり(スライス) 6枚
・ニンジン(スライス) 4枚
1. 鍋にAを入れて強火にかけ、沸騰したら鶏肉を入れて弱火で25分程度煮る。
肉を取り出して粗熱を取り、汁は濾して炊き込みご飯とスープに使う。
2. 1の肉を2cm幅に切り、表面に小麦粉を薄くまぶす。
3. フライパンにサラダ油をひいて中火にかけ、2を両面に焼き色がつくまで焼く。残った油をキッチンペーパーーで拭き取り、Bを加えて肉に照りが出るまで煮る。
4. 器に鶏スープの炊き込みご飯を盛り付け、3をのせて煮汁を適量かける。パクチー、きゅうり、ニンジンを添える。
〈※鶏スープの炊き込みご飯〉
(2人分)
・米 1.2合
・鶏の茹で汁 1.2合分
1. 米は水で研いで浸水し、水気を切って炊飯器に入れ、茹で鶏の汁を1.2合分の目盛りまで加えて炊飯する。
2. 炊き上がったらしゃもじで混ぜて、10分ほど蒸らす。
ポイント
●茹で鶏に小麦粉をまぶしてから照り焼きにすることでとろみがついて、味がよく絡みます。
●煮汁に黒糖を使うことで甘味とコクをプラス。香りもよく仕上がります。
鶏肉の旨味を余すことなく味わうボリューム満点の一品
肉の旨みが染み出たスープでご飯を炊き上げ、とろみのついた甘辛だれがたっぷり絡んだ鶏モモ肉と一緒に頂く一皿。ボリュームとスタミナ満点のワンプレート料理は、お子さんのいる家庭でも人気になりそうです。鶏の茹で汁が余ったら、豆苗やえのきなどの野菜やきのこをプラスしてスープにするのもおすすめです。