家づくりでは土地選びでも差が付く!マイホームの資金計画で失敗しないための土地選びとは!?
結婚し、家族が増えるとこのまま賃貸で過ごしていくよりは、家族で長く落ち着いて住める家を持ちたいと考えだす人も多いのではないだろうか。マイホームは洋服を買うように簡単に買えるわけではない。資金準備や予算決め、プランづくり、そして土地選びなど計画的に考えなくてはならないことがたくさんある。家族でよく話合い、協力して取り組まなければならない共同作業なのだ。
土地を購入するタイミングとは!?
マイホームを建てようと考えた時、子供が転校しなくて良いところとか通勤できる範囲内とか住み慣れた土地で探したいとか、まず土地選びから始めてしまうことが多いかもしれない。しかし、実は家づくりで最初に行わなくてはならないことは、家づくりにかかる一般的な費用を知ると同時に自分たちが住宅ローンなどを利用し、無理なく購入できる家の資金計画を立てることなのだ。次に、大枠で良いので建てたい家のイメージを決め、そのイメージを叶えられそうな会社を選んだ後で、土地を買うというのが本来の家づくりの順番である。
土地と建物の予算のバランスとは!?
住宅ローンを利用して家を購入する場合、無理なく購入できる予算の目安は年収の5から6倍程度と言われている。では、総予算額を決めた後、予算のうちどのくらいを土地の購入にあてたら良いのだろう。建物と土地の予算配分は悩むものであるが、一般的にはマイホーム資金の総額から建設費とその他必要経費を引いたものが、土地にかけて良い予算と考えられているのだ。
土地の値段はどうやって決まる!?
土地の値段は環境、形、方角、大きさによって決められている。例えば、土地選びをし、住むには便が良く気に入ったエリアで角地で32坪、1500万円の土地と三角地で34坪、1200万円の土地があったとしたら、どちらの土地を選ぶのが良いのだろうか。単純に考えれば34坪で1200万の方が、安く土地を購入でき、得に感じてしまうかもしない。しかし、土地の大きさに対して建築面積が増やせたりするなど資産価値が高いと考えられているのは角地なのである。一方、三角地は四角い家を建てた場合、建てられる家が小さくなってしまうということから、有効的に使うのが難しいとされ、安く購入できると言われている。ただし、四角い家にこだわらず土地の形を上手にいかした個性的な家であれば三角地でも自分の希望に叶う家が建てられるのだ。土地を選ぶ際には、土地の値段を決める4つのポイントを知り、自分の希望と照らし合わせながら選ぶことが大切である。
大切なのはバランス
家族の希望や資金計画など、家づくりで大切なポイントが分かっていたとしても実際に計画し行動するとなるとしなくてはならないことはたくさんある。家づくりで大切なのは、バランスだ。家の性能とコスト、任せることと自分がやらなくてはならないこと、こだわる部分と譲る部分など上手にバランスを取りながら希望のマイホームを手に入れたいものである。