松浦伸一郎が手掛けた木のルーバーがアクセントになったモダンなデザイン住宅
今回紹介する住宅は、山口県出身の建築家・松浦伸一郎が施主家族の想いを形にした2階建住宅。美しいルーバーで魅せる外観と、外からは想像できないほど開放的で洋風な仕上がりの屋内共に見どころがたくさんだ。
紹介するのはルーバーとヴィンテージな配色が印象的な2階建住宅
今回、松浦氏が創り上げた住宅は、ダークで気品ある外壁とこの住宅を印象付ける木質のルーバーを贅沢に起用した外観が美しい。現代的ながらも東北の田舎町にも馴染むことができるシンプルかつデザイン性豊かな容姿はご近所でも好評だ。
外からの視線を排除しながらも、たっぷり太陽を浴びられるバルコニー
外観からも印象深いルーバーの内側には、バルコニーを設置。外からの視線はきちんと遮りつつ、スリットの間からは、程よい光と風を通し天井も吹抜になっているので、たっぷりとお日様に当たることができる。
1階フロアは家族が集まる空間を贅沢に使う
玄関から中に入ると広がるのは、キッチン、リビング、和室空間を1つに纏めた家族団欒の空間。家族それぞれの時間を1つの空間で過ごすことは、忙しい家族みんなをそっと包む。
リビング横の大きな窓の向こうには広々デッキを設置し、窓を開放すれば屋内・外を繋げて楽しむことができるのも嬉しいポイントだ。
ヴィンテージ感ある木質&ブルックリン風の配色がお洒落
一見、外観のシックな佇まいから「和モダンな内装があるのではないか?」と思うがそこに広がるのは何ともお洒落なブルックリンスタイルなデザイン。配色は敢えてアースカラーなど渋いカラーリングを用いることで更にその存在感を引き立てる。奥様こだわりのインテイリア雑貨や家具は、高級感あるネイビーのアクセントカラーや無垢木材、白の漆喰壁との相性も抜群。
建築家 松浦氏と施主家族こだわりのセンスがキラリと光るオリジナル住宅
家族好みのシックなカラーリングに、建築家の巧みな設計、そしてデザインが上手く溶け込みお洒落で温かみある1邸が出来上がった今回の住宅。広々デッキで子供が遊ぶ姿を、キッチンから奥様が覗き、その前では旦那さんがソファーで寛ぐ。そんな姿がパッと浮かび上がる空間は、まさに「全てのデザインには理由がある」という信念のもと家族の想いを汲み取りながら1つ1つの間取り設計を丁寧に作り上げる建築家・松浦伸一郎が魅せる形だった。
構造:木造/規模:地上2階/敷地面積:272.70㎡/建築面積:65.42㎡/延床面積:92.72㎡