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東京で気軽に見ることのできる、日本が誇る世界の安藤忠雄建築作品4選

日本が誇る世界的建築家、安藤忠雄の東京で見られる代表的な作品を4つ紹介する。

巨大吹き抜け空間を卵型シェルが包む「東急東横線渋谷駅」

土木工事による地下のコンクリートの躯体に、全く異なるフォルムに包まれた駅舎空間。卵型シェルが楕円形の吹き抜け空間を内包した構造。地中線(地下深くに浮遊する宇宙船)をテーマに、どこにいても自分の居場所が分かるよう設計されている。

 

ケヤキ並木に溶け込む「表参道ヒルズ」

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表参道のケヤキ並木に溶け込む250、集合住宅と商業施設のコンプレックス。

参道と同じ勾配でスパイラルスロープが巡る印象的な建築である。より多くの面積を求める市場原理に支配される都市の中で安藤は、「都市の記憶の継承」を主題に、地権者と対話を繰り返した。度重なる話し合いの末、既存の風景を壊さないよう高さを抑え、豊かなパブリックスペースを内包した地下3階地上3階の吹き抜け空間が完成した。

表参道ヒルズ

URL :http://www.omotesandohills.com
住所 : 東京都渋谷区神宮前4丁目12番10号

1枚の布をテーマにした、日本の顔「21_21 DESIGN SIGHT」

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デザイナー・企業・職人・使い手という個々の点を一つの線へとつなぐデザインの拠点を目指し、日本の顔としての建築をテーマに掲げて安藤が設計した。

日本一長い複層ガラスや、折り曲げられた巨大な一枚鉄板の屋根など、日本が持つ建築技術を最大限に追求。地下階が延床面積の約8割を占め、地上からは想像出来ないボリュームを内包している。

21_21 DESIGN SIGHT

URL :http://www.2121designsight.jp
住所 :東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内

 

千川の街並みに突如ANDO建築が並ぶ「安藤ストリート」

via:wikipedia

調布市の仙川駅からほど近い通り沿い約500mに安藤建築が6つ並ぶ、通称「安藤ストリート」。

シティハウス仙川ステーションコート:コンクリート打ち放しの、安藤調マンション。

仙川デルタスタジオ:全面ガラス張りの3階建ての物件。奥行きがなく、薄っぺらい。

シティハウス仙川:整った街並に集合住宅の入口、喫茶店、レストラン、楽器の工房などが入っている

せんがわ劇場・ふれあいの家・仙川保育園:「音楽と芝居小屋のあるまちづくり」として 三つの施設を合わせた複合建築の設計を調布市から依頼。ほぼ全体が二層分のスモーク・ガラスの閉ざされた壁面となっている。

東京アートミュージアム:零細な敷地に建てられた美術館で、三層吹き抜けの中央部に階段が設けられており、スリット状の開口部から、光をとりいれている。

東京アートミュージアム

URL : http://www.tokyoartmuseum.com
開館時間:木・金・土・日曜日 11:00-18:30(入館は18:00まで)
休館日:月・火・水曜日
入場料:大人1500円
問合せ先:03-3305-8686
住所 : 東京都調布市仙川町1-25-1

 

もしかしたら日頃何気なく通っている場所が、安藤による建築だったという人も多いのではないか。

大阪に事務所を構える安藤だが、もはや大阪にとどまるどころか国内外問わず、今なお精力的に設計し続けている。
東京にも多くの名作が残されているので、これを機に安藤の美しくも強い、コンクリート打ち放し建築をぜひ意識して観に行ってみて欲しい。

藤巻百合香

藤巻百合香

首都大学東京で表象文化論を学び、表現の多様性に興味関心を据える。

大学在学中にお笑いライブ専用劇場をオープン。22歳で劇場経営とお笑いイベントプロデュースの会社を設立。

舞台芸術から建築まで、様々な視点で表現を追求する。

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