寒冷地でも高気密高断熱の性能が充実している住宅「casa nord(カーサ・ノルド)」
日本最北端の都道府県である北海道は、冬の最低気温がマイナス20度になるほど、厳しい寒さで有名です。本州や九州、沖縄よりも低い気温に耐えられるほどの高気密高断熱の機能が、寒冷地に適した住宅に求められます。北海道の建築家が設計デザインを手掛ける「casa nord(カーサ・ノルド)」は、寒冷地に適した高気密高断熱の機能を備える企画住宅です。
北海道出身の建築家・五十嵐淳が設計デザインを担当
イタリア語で「北の知恵」の意味が込められた企画住宅casa nordは、北海道出身の建築家、五十嵐淳が設計しています。五十嵐氏は、2005年に「BARBARA CAPPOCHINビエンナーレ国際建築賞」でグランプリを受賞する等、国内外で高い実績を誇る建築家の一人です。気密性や断熱といった寒冷地に欠かせない機能性を高い次元で実現している企画住宅が、casa nordの特徴です。気密性や断熱性において、十分な性能を発揮するため、家族のつながりやあたたかさを感じられる企画住宅となります。
外気温がマイナス20度でも暖かさを保てる住宅
冬の外気温がマイナス20度にもなる北海道で住宅を建てる場合、外からの冷気を防ぐための壁づくりが重要です。casa nordの壁には、長い歴史を持つ断熱メーカー「FPコーポレーション」の断熱パネルが使用されています。水や湿気の侵入に強い素材、硬質ウレタンを組み込んだ「ウレタン断熱パネル」により、真冬の冷たい空気をシャットアウトします。高気密高断熱の断熱パネルによって壁内の結露を防ぐため、冬の北海道で快適に過ごせるのがメリットです。
多くの役割を果たす企画住宅の窓
玄関先に風除室が設けられた、シンプルな箱型構造の企画住宅casa nordは、住宅の壁にある窓が重要な役割を持ちます。2階にある天窓からの光は、床のグレーチングと階段の間をぬいつつ、1階にまで届く構造です。外観にそびえ立つ細長いスリットの窓は、五十嵐がデザインを手掛けた企画住宅において、多くの役割を果たします。一見するとランダムに配置されているスリット窓ですが、断熱パネルが持つ特性を最大限に発揮できる仕組みとなっています。
スリットの窓の役割は多岐にわたりますが、自然な豊かさを感じさせる光を室内に取り入れるのが主な役割です。その他、周囲の視線を回避する役割も担うため、快適な生活を送るのに欠かせない設備です。
北海道での生活に欠かせない機能を備えた企画住宅
北海道出身の建築家、五十嵐淳がデザインを担当した企画住宅「casa nord(カーサ・ノルド)」は、北海道で快適に過ごせる住宅となっています。外気温がマイナス20度であっても、冷気を遮断する断熱パネルは、壁の中で起こる結露を防げるのが特徴です。ランダムに配置されたスリッドの窓は、自然の光を取り入れるだけでなく、周囲の視線を防ぐ等、多くの役割を果たします。